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2007年6月

2007年6月29日 (金)

神楽坂寄席 第七回菊之丞の会 レポート

行って来ました、神楽坂寄席。

まずは毘沙門天善国寺にお参りしてから本堂右脇にある書院へ入りました。常幕をひいた部屋は大き過ぎず小さ過ぎず仲々快適な空間でした。

時間ちょうどに始まるとすぐ懐かしい気分になりました。前座の春風亭一左が喋りだすとお江戸の雰囲気が漂い始めました。やっぱり言葉ですね。近来TVで聞くお笑いはほとんど関西弁です。私は米朝や仁鶴を好きだけど、お笑いの多くはべたなパーフォーマンスと関西弁が一緒になって私にはイメージが好くありませんでした。

一左は役を語り分けるのがあと一歩だなと思ったけれど、隅々までちゃんと聞こえるはっきりした声がいいですね。

江戸家小猫のものまねは楽しかった。小指をくわえて笛のように鳴らす方法を教えてもらったけど、仲々出来ないですね(^^;)

鬼平犯科帳に出ていた猫八が逝ってしまって寂しいけど、小猫の語り口が流石に息子で、猫八を彷彿とさせました。鳥や虫のものまね100選が集まったらCDを出すそうで、欲しいなぁと思います。

この会の主役、古今亭菊之丞は役者のような顔と言われるそうだが、『お楽しみ』という落語は真骨頂だったといえますね。お芝居好きの丁稚が仕事をサボって忠臣蔵を見に行き、叱られて土蔵に閉じ込められて一人で判官切腹の4段目をやっていたら番頭達がそれを見て誤解して大騒ぎという噺ですが、見た目だけじゃなく、まるで役者のような口跡に私は大いに喜びました。

とりの出し物『素人鰻』は、菊之丞本人があまり演じられないものと言っていましたが、聞いていて何故酒乱と分っている職人に何度も酒を飲ませて失敗させるのか理解できなくて、侍が自分で鰻をさばかなければならなくなる流れに納得してついて行くことが出来なかった。

とても興味深かったのは、仲入りの時にワイン(赤も白もあった)やお茶がサイコロチーズと共に供されたことです。私は飲めないからチーズだけ貰っちゃいました。そして、終わって退出する時には、缶入り発泡酒が配られていました。飲めない私もちゃっかり貰ってきちゃったけど、その缶には「試飲缶」とありました。

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2007年6月24日 (日)

芸能花舞台 島田正吾

文楽の住太夫を録画しようとしたら、その後の番組に島田正吾とあったのでついでに録画しておいて見てみたら、とっても懐かしい気持ちになりました。

緒方拳が思いのほかよく語り、島田正吾の思い出を綴りました。私は新国劇の舞台俳優としての辰巳柳太郎や島田正吾を知っていましたが、ほとんどTV時代劇の客演でしか見たことありませんでした。

ずいぶん昔にNHKの「十時半睡(とときはんすい)事件帳」とかいう時代劇を見て、もう結構お年だけれど島田正吾の素晴らしさに見せられました。あのドラマは素敵な作品だったと思います。

その後だったでしょうか、中村歌右衛門との「建礼門院」の舞台を見ました。番組でも歌舞伎出演として案内されましたが、島田正吾がこの作品を好きで台詞を暗記していることを知った中村歌右衛門が、相手役の雁治郎を亡くしていたので、島田正吾を招いての舞台になったのだったそうです。あの悲運の父と娘の会話に涙したことを思い出しました。

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2007年6月22日 (金)

NHK時代劇「夏雲あがれ」3回

5回シリーズの3回目までが終わりました。

総て終わった時にもう一度最終感想をアップするつもりだけど、半分を見たところでは、「つまんない」としか言いようがありません。

まず、『若い』ということと『おバカ』ということは同義語ではないと信じているけど、ここでは主人公がとっても浅はかに見えます。そして、御前試合に出るってどういうことなんだろうと思うくらい剣が下手!新人戦なのかしらん(^^;)

密書を預かっているというのに、何度も盗まれてしまいます。どうにも密書を預かっているということの重大さを充分に自覚していないように見えました。その度に白十組という忍び(組みというけど、いつも一人)に救われて、密書を戻されるので、むしろ、密書は白十組に預ければいいのに、とついチャチャを入れてしまいました。

御前試合に出るはずだった友が吉原に出掛けて騒ぎに巻き込まれ、御前試合に出られなくなっただけでなく、切腹させられる惧れさえあったというのに、主人公はその点の逡巡さらさらなく、再び吉原関連の人々と係わっていきます。目の前で女性が攫われるとなると、追って行って傷を負ってしまったりするのです。で、又又白十組に助けられます。

御前試合に選ばれておりながら、人が止めるのを押し切って吉原に行ったという愚かなところを示したその友は、今回、藩主に逆らう藩主の叔父の勢力に加われと誘われて、「友を裏切れというのか」と答えます。それって何か違うという違和感が残りました。考えてみると、藩主を裏切ることの善し悪しなんて眼中にないんですね。友を裏切ることになるか否かということしか考えないというのは、やっぱり私としては「おバカ」の範疇に入れてしまうのです。

あと2回、とにかく見てみます(^^;)

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2007年6月20日 (水)

C.S.I.5

先週の水曜日、それも夕方に新聞の番組表を見ていてC.S.I.5が12CHで13時半から流れていることに気づいた。しかし木曜日には放送がなくて、単発放送だったのかと諦めていたら、実際は月~水の放送だそうで、ちゃんと見れたのは今日が初めてでした。

私はずっとCrime Science Investigationの略だと思っていたのに、今日Crime Scene Investigationの略だと知った。え~?科学捜査というのとはちょっと意味合いが違って、むしろ現場検証って意味なのかしら?

私が一番(といってもあまり他のを見てない)好みなのはC.S.I.Miamiだけど、ラスヴェガス版も人間関係の鬱陶しさがなければいいかなと思っていたら、C.S.I.5はラスヴェガス版で今のところ捜査員の心の揺らぎは小幅に抑えられていて、私としてはOKでした(^^;)

死因を科学的に捜査し推理して解明していく過程は十分エキサイティングです。これから当分楽しめそうで嬉しいです(^-^)/

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2007年6月18日 (月)

NHK時代劇「風林火山 越後の龍」

越後の龍こと上杉謙信(長尾影虎)を演じるGacktは最後の場面にちょっとお目見えのみで、本格的に現れるのは来週からになりそうですね。

私は昔々のNHK大河ドラマだと思うのだけれど、柴田恭平の上杉謙信を見た記憶があって、『上杉謙信って暗いなぁ。陰気で苦手だな』という印象を持っていました。ところが、最近Gackt関連で上杉謙信について語られるのを聞くと、仲々魅力的な人物のようなのです。仏(毘沙門天)を信じ、正義を行うことを身上としたようです。自分を毘沙門天の化身だと信じたというのはちょっと引いちゃうけど、ヒーロー性十分ですよね。

Gacktがどんな謙信像を示してくれるのかわかりませんが、ヴィジュアル的には大いに期待出来ます。願わくば粘液質でなく、さらりと演じて欲しいなと個人的好みから願います(^^;)

それにしても、今回のドラマの中で、武田晴信と諏訪の由布姫の子として生まれた四郎を「勘助の子」と唱したナレーションは何を意味していたのだろう。由々しき表現ですよね。勘助にとって恋慕の対象であったとしてもそれはあくまでも精神的なものに限られたと思いたい私としては、こういうナレーションは厭でしたね。

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2007年6月17日 (日)

「玉蘭」

私は刑事ものやサスペンスドラマが好きです。毎週見ている「土曜ワイド劇場」の枠でスペシャルとして放送されたので、「玉蘭」(原作・桐野夏生)は基本的に関心のない恋愛ドラマだけど、録画して見てみました。感想を一言で表せば、大して面白くなかったです。

原作を読んでいないから、ストーリの問題なのか、脚本の問題なのか(2時間に収めたので粗筋になってしまったのかも)、演出の問題なのか(時代の差、彼岸此岸の差がハッキリしていなかったような)は分りませんが、要約すれば、東京戦争と自分で名づけた仕事の戦いに敗れて上海の語学学校に逃げて来た、心頑なな女の子が、大叔父(長嶋一茂が100歳の老人メーキャップを見せました)の魂と、日本に残してきた彼氏の優しさに救われて、心の柔軟性を取り戻す(元から持っていたとしてですけれど)という話でした。

しかし、「頑なな女性」という前提があるものの、まぁひどいものでしたよ。別れた彼氏が自分を理解しなかったと文句を言うけれど、彼女はどれほど彼氏を理解していたのでしょうねぇ。あんな頑なな女性に大叔父の魂が訴えたとしても、耳に届くという設定になじめないものがあります。睡眠薬の作用なのかしら(^^;)

長嶋一茂は身体の鍛え過ぎではないかしら。本人のお好みかもしれませんけど、なんだか人造的でした。

彼と浅野温子の恋愛も、とても本物とは思えない。切ないものが訴えてこないんですよね。主人公の常盤貴子と筒井道隆にしたって、それほど強い愛情が存在したことがあっただろうとは想像出来ませんでした。唯、筒井道隆の丁寧な演技に「もう一度やり直したい」という気持ちは少し見えたかしら。

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2007年6月15日 (金)

映画「憑神」試写会

妻夫木聡と西田敏行が出演する死神などの話というくらいにしか知らなかったけど、イイノホールの映画「憑神」試写会に当たってひょこひょこ行ってきました。 

浅田次郎原作と聞いただけで、ある程度の作品の性格がわかります。監督が降旗康男というのはちょっと期待しました。 

試写会だから今の段階ではどこまで書いて良いものやら悩むところだけど、まぁ結構楽しめましたよ。 

幕末の貧乏御家人のそれも次男坊、一度は婿養子に行ったものの、跡継ぎが生まれると体よく離縁された別所彦四郎というのが妻夫木聡の役でした。出世稲荷の三囲(三圍=みめぐり)稲荷と間違えて、酔った勢いで手を合わせたのが「三巡稲荷」だったので、災厄に憑かれてしまう男の物語です。

西田敏行(貧乏神)のところでは駄洒落が多くて、最初は笑ったりしたのですが、すぐにちょっと駄洒落に飽きたりしました。しかし、脇役がなかなか良かったです。佐藤隆太は延々と単純な呪文を叫び続けるのですが、聞く者を白けさせないのがすごいです。香川照之の軽妙でリズミカルで、且つ安定した演技は流石です。夏木マリもとてもよかったです。あの辺がしっかり押えたから作品が締まったのだと思います。

結末は予想とは違った方向に行って、よく出来ていたと言えるでしょう。私の予想とは違った道を主人公は選びました。他の観客もそれぞれに彼が選ぶ道を思い描きながら見たと思いますが、当たったのでしょうか。

妻夫木聡の時代劇作品については、「さぶ」を見たときの印象はほとんど残っていません。「どろろ」は時代劇といってもほとんどSFでした。とても面白い作品だったけど、彼の演技としては「違和感がない」といった感想でした。今回の「憑神」は妻子持ちで、最初は「えー、あの男の子の父親?!」と戸惑いましたが、最後の方で、息子とその親友の男の子を両手にしっかり抱き留めて父親らしさというか、男らしさがありました。今も好い俳優だと思うけど、齢を重ねてどんな役者になっていくのだろう、という怖いような楽しみを感じます。

友達から、舞台「憑神」は9月の新橋演舞場に中村橋之助主演で催されるそうです。

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2007年6月13日 (水)

八州廻り 桑山十兵衛 捕物控 ぶらり旅 - 寺島進&山口馬木也

私の好きな娯楽時代劇として現在一押しの「八州廻り桑山十兵衛」に出ている寺島進の動きに切れが良くなってきたように感じます。本来、河相我聞の緩やかな線と寺島進の苦みばしった線との対照を狙っていたのだと思うけど、最近それが安定して見えてきました。

寺島進は以前から顔は知っていても名前は知らない俳優でした。「逃亡者 木島丈一郎」がTVに流れて初めて名前を覚えました。私が見た作品では悪役ではないのに、「現代的悪役俳優」というイメージを持っています。気に入っています(^^;)

来週の「八州廻り 桑山十兵衛」に山口馬木也が出ます。とっても楽しみです。

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2007年6月12日 (火)

神楽坂毘沙門寄席 第七回菊之丞の会

20070628_7a3 先日神楽坂に行った時に前売り券を申し込みました。

古今亭菊之丞の「士族の鰻屋」と小猫の形態模写です。

上野の鈴本演芸場に一度、国立演芸場に一度行ったことがあるくらいだけど、和の文化として関心はありました。

今月28日の夜、楽しみです。

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「水戸黄門 死ぬな!風の鬼若!! 能代」

月曜8時はNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」とTBSの「水戸黄門」が重なるから、いつも後者をビデオに撮って見ているのだけれど、今回鬼若(照英)が撃たれて敵と一緒に川へ落ちてしまいました。死んだのか否かは明かされていません。しばらくお休みするだけなのかしらと思いつつ、TBSのHPをチェックしたら、なんと!来週から内藤剛志が風車の弥七復活として出てくるとありました。そうか、そうか。

今日は柘植忍者の内紛もあったので、鳴神の夜叉王丸(山口馬木也)が出てきました。わーぃ、やっぱりかっこいい!!(^-^)/

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2007年6月10日 (日)

NHK時代劇「風林火山 河越夜戦」

久しぶりというか、ほとんど初めてと言っていいのかしら。今日の「風林火山」は面白かったです(^-^)

山本勘助のドラマというよりは、今夜のドラマは題名に示す通り「河越夜戦」が主題で、それがとてもおもしろかったのです。

小田原の北条氏康が8万の関東管領上杉軍勢に囲まれた河越城の北条氏を守るため、8千の兵で強かな策を用います。足利将軍に命乞いの文を送り上杉管領軍を油断させ、風魔の女忍者群を送り込んで管領軍の兵を篭絡し、夜襲をかけて勝利してしまうのです。この辺は脚本がうまいのか、分りやすく描かれていました。自信過剰の上杉管領を市川左團次が適役でした。

そして、それに絡ませた本間という二重スパイの忠義と孝の間での悩みと覚悟の戦死を描いて感動を増しました。

で、最後の場面で勘助が鉄砲で撃たれて倒れたけど、まぁこれはおまけですね(^^;)

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「天才刑事 野呂盆六 ~スワンの涙」

TV朝日の土曜ワイド劇場を見ました。単発のCMスポットが繰り返し入ったし、新聞でも面白いと評していたので、期待してたけど、ほとんど最初の場面で結末が見えちゃったので白けてしまいました。

どんなに安物でも、父親が母親に贈って母親が死ぬまで大切にしていた指輪を男から贈られて、男の真情を読み取れない女なんて、本当に仕事が出来たはずがない、心から人を愛したことがあるはずがない、なんて思ってしまったのです。

それでも最後まで見たのは、床嶋佳子がとっても美しかったからかしら。

橋爪功の京都シリーズは好きですが、今回の方言訛りはいただけません。転勤族の子供はむしろ標準語もどきになるのではないかと、小学校も中学校も転校した私は思うのです。信濃のコロンボや柊検事のように地元に根付いた人の方言は快いものですよね。

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2007年6月 9日 (土)

NHK木曜時代劇「夏雲あがれ」

新しい時代劇が始まりました。NHK木曜時代劇「夏雲あがれ」は宮本昌孝原作ですが、私はこの作家を全く知りませんでした。検索をかけてみるとSF作家でもあるんですね。なら楽しそうという期待を持たせます。朝日新聞のコラムに楽しい時代劇という表現があってこれも期待をもたせました。

まだ初回なのに、ぽっぽと進展するストーリは慌しく、多分これは脚本家の考えなのでしょうが、総ては後の展開を見なければ何も言えない気分です。

今のところ、出演者達の頑張りだけが見えています。主人公の青年3人と女性1人は若者で、私には無名俳優と言えます。楽しくなりそうかというと、初回だけからはそれほどの期待を抱けません。

学問と料理が得意な青年と剣の腕は良いが女難に陥って午前試合前に躓いてしまう青年(げっ!)と女性と相思の熱血剣士の青年が江戸へ集結します。野望を抱いている主君の叔父御の暗躍と三人の青年の物語かというのが今のところ見えてきたストーリです。

後日また感想をアップしてみましょう。

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2007年6月 5日 (火)

Weekend Japanology

NHKの日曜日深夜、というか月曜日早朝の番組「Weekend Japanology」は私の好きな番組の一つです。しばしば録画して後日見ています。

司会のピーター・バラカンと菊地真美の組み合わせは落ち着いた雰囲気で好感が持てます。二人が日本文化を英語で紹介しています。怪談や狂言などの伝統文化からお鍋や焼酎などという庶民的な文化まで幅広い案内です。

Out&Aboutというコーナーで現地へ出掛けて日本人と話しながら紹介するレポーターのうち、Edit Kawaguchiという女性が素敵です。英語の発音はネイティヴに聞こえないけど、とても流暢です。そして何といっても日本人が聞いて分りやすい英語の喋り方をしてくれます。

下戸の私はこの番組で焼酎のお湯割りは、お湯が先か焼酎が先かで味が違ってくるということを知りました(^^;)

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2007年6月 4日 (月)

デスパレートな妻たち

NHKはこのアメリカドラマをBSで放送していたようです。友人や知り合いでもこの番組がおもしろいと言う人がいて、私は地上波で放送されるのを楽しみにしていました。

ようやっと総合放送で流されるようになったのですが、実際に見てびっくりしました。自由奔放というには違和感があります。こんなのとても見れないと思って放っておきましたが、昨夜久しぶりに見てみました。やっぱりひどい(^^;)

普通の主婦達という設定にしたかと思われるけれど、これは私にとってどう見ても普通じゃないです。不倫もすごいし、好きな男が大金と銃を戸棚に隠していたのを知ったのに驚いたとしても、その札束をこっそり数えたりしますか?脅しと自殺、酔っ払い運転のひき逃げとその家族ぐるみの隠蔽、そして殺人・・・。これって刺激の強いソープドラマなのでしょうね。

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2007年6月 2日 (土)

藤沢周平「よろずや平四郎活人剣」暁の決闘

東京12CHの番組って個人的嗜好でちょっと引いて見る傾向がある私です。

このドラマは最初から見ています。①時代劇である②藤沢周平作品である③中村俊介(以前の千葉周作がお気に入りでした)が出る、というのがその理由かしら。でも、最初から「案の定」という感がぬぐえませんでした。

一言で表すなら「ちゃち」という印象でした。でも、昨日の作品はちょっとばかり楽しめました。いつもの作品とどこが違ったのでしょう。

今回は山田純大がエピソードの主人公だったからでしょうか。彼は「水戸黄門」を見て気に入りました。

平四郎(中村俊介)の友である北見(山田純大)の過去が明らかになります。少禄故大身の上司の罪を負わされ婿養子先を出される形で藩を離れて江戸へ来ていました。その元上司も元妻子も江戸へやってきて、元上司が元妻を追い回していたことが判り、北見は元上司に果たし状を送りつけます。

平四郎が別のめもごと仲裁に手間取っているうちに、平四郎の兄である公儀目付けが藩の江戸屋敷に乗り込み、圧力をかけて元上司への一方的な肩入れを辞めさせます。

もちろん、尋常な果し合いで北見は元上司を倒します。

今回は立ち回りの時に平四郎が袴を身に着けていたのがよかったのかしら。中村俊介も着流しの立ち居振る舞いに慣れて来たようです。そしてカメラも被写体をより好く写すことに慣れて来たように思いました。

栗塚旭が出ていました。今回は悪役ではなかったです(^^;)

追記:

決闘の場所が「青山の梅窓院裏」ということでした。梅窓院は私が好きなお寺でした。過去形で書くというのは、昔の建て替える前の風情が好きだったという意味です。平瓦白壁の塀の内に柳と桜の木があって春は江戸情緒たっぷりでした。「鬼平」でも梅窓院の辺りを歩く描写があるほどの古刹です。今はガラス貼りのビルです。

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2007年6月 1日 (金)

NHKドラマ「御宿かわせみ」

再放送「御宿かわせみ」を見ています。本日最終回でした。

いろいろな役者で演じられた作品のようですが、私は真野響子と小野寺昭のバージョンを見たことがあります。本編だったか再放送だったかは記憶にありません。

今回は中村橋之助と高島礼子のバージョンの再放送でした。草刈正雄、仁科亜季子、宍戸開など、美男美女がゆったり人情の世界を見せてくれます。

私はベトベトした人間関係が実際でもドラマでも苦手なので、スパッと斬っちゃう時代劇、逮捕で解決する刑事ドラマが好きです。この「御宿かわせみ」は時代劇だけど人の愛憎をもとにしたドラマ立てが多く、主人公達も柵(しがらみ)から自由ではなくてその点は私にとって見るのにエネルギーを要するドラマです。でも、仲良くハッピーエンドで終わることと、それぞれのキャラクターに品があるのがなんともいえず素敵な作品です。

ところで、橋之助の襟元がくずれがちなのが私にとっては見るたびに気になることだったのですが、着付けの先生という知人から聞いたところによると、男の着物の着方としては、一番上の着物の襟がくずれるのは自然なことなのだそうです。他のドラマの方が不自然だったのかしらん(^^;)

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