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2007年6月17日 (日)

「玉蘭」

私は刑事ものやサスペンスドラマが好きです。毎週見ている「土曜ワイド劇場」の枠でスペシャルとして放送されたので、「玉蘭」(原作・桐野夏生)は基本的に関心のない恋愛ドラマだけど、録画して見てみました。感想を一言で表せば、大して面白くなかったです。

原作を読んでいないから、ストーリの問題なのか、脚本の問題なのか(2時間に収めたので粗筋になってしまったのかも)、演出の問題なのか(時代の差、彼岸此岸の差がハッキリしていなかったような)は分りませんが、要約すれば、東京戦争と自分で名づけた仕事の戦いに敗れて上海の語学学校に逃げて来た、心頑なな女の子が、大叔父(長嶋一茂が100歳の老人メーキャップを見せました)の魂と、日本に残してきた彼氏の優しさに救われて、心の柔軟性を取り戻す(元から持っていたとしてですけれど)という話でした。

しかし、「頑なな女性」という前提があるものの、まぁひどいものでしたよ。別れた彼氏が自分を理解しなかったと文句を言うけれど、彼女はどれほど彼氏を理解していたのでしょうねぇ。あんな頑なな女性に大叔父の魂が訴えたとしても、耳に届くという設定になじめないものがあります。睡眠薬の作用なのかしら(^^;)

長嶋一茂は身体の鍛え過ぎではないかしら。本人のお好みかもしれませんけど、なんだか人造的でした。

彼と浅野温子の恋愛も、とても本物とは思えない。切ないものが訴えてこないんですよね。主人公の常盤貴子と筒井道隆にしたって、それほど強い愛情が存在したことがあっただろうとは想像出来ませんでした。唯、筒井道隆の丁寧な演技に「もう一度やり直したい」という気持ちは少し見えたかしら。

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