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2007年10月 8日 (月)

「Flags of our Fathers」&「Letters of Iwojima」

レンタルDVDで「父親達の星条旗」と「硫黄島からの手紙」を見ました。クリント・イーストウッド監督作品で、以前から見たいと思いつつ、重いテーマだからなんとなく今まで見る機会を得ませんでした。

感想は、一言で表すならば「端正な作品だ」というところでしょうか。

特に、最初に見た「父親達の星条旗」は声高に非を唱えることも、無為に嘆くことも無く、淡々と政治家に翻弄される兵士達を描いていきます。戦争の仕組みを見た思いでした。Flagsと複数の意味もあります。

国を愛し、家族を愛するが故に戦場に出掛ける兵士達だが、実戦の時にはBODY(仲間)の為に戦うという言葉が印象的でした。

日本兵を描く「硫黄島からの手紙」を見たとき、ある疑問が氷解しました。米軍が硫黄島上陸する時、海戦もなければ、戦闘機会戦もなかったのは、当時もはや日本には制海権も制空権もなかったんですね。

本土への攻撃を数日遅らせるだけの為に捨石となった日本軍兵士達、一番哀しかったのは、上官を侮って平然と不服従を部下に強いる兵がいたことです。どれと言うことは出来ないけど、以前にもこういう場面のドラマは見たことがあった気がするから、クリント・イーストウッドの創作とは思いません。

東京裁判のオランダ人判事が、広田弘毅の南京事件に対する罪について、軍人の戦場での違法行為を非軍人大臣に負わせるべきではないという主張を思い出しました。軍人とはそうしたものなのですね。

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