« 「陽炎の辻」 ~居眠り磐音 江戸双紙~ | トップページ | 「武士の一分」@DVD »

2007年10月20日 (土)

「エディット・ピアフ」愛の賛歌

映画を見ました。映画館で見ました。ひさしぶりです。

「エディット・ピアフ 愛の賛歌」とあったけど、原題は「La Môme Piaf LA VIE EN ROSE」とあったように思います。

大好きなエディット・ピアフの歌声を浴びるように聴けると楽しみに出掛けたのに、期待は見事にはずれました。

あとでカタログを読んだら50歳になる前に亡くなっているのに、まるで70代のおばあちゃんみたいなメイクで表現されて、モザイクのように嵌め込まれた幼い頃や若い頃の場面も、強弱が効いてないから、うんざりするような悲惨な様子がこれでもかと続けて表わされました。で、期待の本人の歌声はもちろん聴けるんだけど、その場面になったから出てくるという感じで、ストーリーの流れの中で頂点で歌声が聞こえて来るわけじゃなかったのです。

まず最初に英語の歌から始まったのには、英語バージョンの映画だったのかしらと一瞬パニックに陥りそうになったほどです。一番ガッカリしたのは、Piafが初めて音楽ホールデビューして歌う場面でした。路上で歌う生活から抜け出た感動の場面なのに、なんと無声!口パクの彼女と感動して拍手する聴衆の姿をカメラがぐるぐる回って映しているのを見て、どっちらけでした。何なのこれは!?

クスリ中毒になっていたようなので、年齢の割には身体がボロボロだったのかもしれないけど、あの強い歌声を出せそうにない演技だから、歌声と演技がチグハグだったのでしょうね。いくらメイクの技術が進んだといっても、若い娘にメイクさせて年長者を演じさせると必要以上にヨボヨボになるんじゃないかしら。年相応の女優に必死の演技をさせた方が実感があったんじゃないかしらと思いました。テクニックに頼りすぎです。あの監督は本当にPiafの歌声を愛しているのかしら。Piafの人生のドラマティックさに惹かれただけじゃなかったのかしら。

最後に病の中から立ち上がって歌った「水に流して」は、人生を悔やまないという歌詞が、美空ひばりの最後の曲「川の流れのように」を思い出させました(^^;)

私は若い頃フランス語の音が苦手でした。あの喉を鳴らす猫のような発声をけっして美しいと思えませんでした。でも、大人になって、Piafの歌声を知ってからでしょうか、あの嗽のようなフランス語を耳楽しく聴くようになったのです。

「愛の賛歌」のイタリア語の歌詞をメモして持っています。やっぱり彼女の歌声が一番だから自分では歌いませんけどね。

|

« 「陽炎の辻」 ~居眠り磐音 江戸双紙~ | トップページ | 「武士の一分」@DVD »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

エブです
拝見させていただきましたぁ^^
このブログとても目によさそうな色ばかり使ってるのもGJかもしれませんね

投稿: エブラ | 2007年10月21日 (日) 19時18分

>エブさん

ようこそ!たどってここまで来てくれて嬉しいです。
気に入ってくれた?(^-^)

投稿: KAY | 2007年10月21日 (日) 22時23分

お邪魔します。
今日はご報告とお礼に参りました。
わたしのブログを閲覧してくださるみなさん。
さらにコメントを残してくださるみなさん。
みなさんのおかげで「夢(目標)」がひとつ
叶うことになりました。

わたしのブログが文芸社さんより
書籍化され出版されることになりました。
書店発売予定日は11月1日。
(書店によってはずれがあるかも・・)
10月下旬より書店での注文可能。
発売開始日よりアマゾン、ヤフーブック、
ブックサービスでのネット注文可能になります。

本の主タイトルは 「愛唄」
(サブタイトル バツイチ女のひとり言)
ペンネーム 「咲 泰子(さくらやすこ)」
ペンネームの由来は亡き母の名前の泰子。
逆から読んだら「泰子が咲く」・・・です。
名づけ親さんの優しい発想です。

ほんとにみなさんのおかげだと感謝しています。
ありがとうございます!!

ブログは更新ペースはゆっくりになりますが
今後も続けていきますので
どうかよろしくお願いします。


投稿: モモ | 2007年10月24日 (水) 12時40分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212566/16813671

この記事へのトラックバック一覧です: 「エディット・ピアフ」愛の賛歌:

» エディット・ピアフ  称号:良作 [映画細胞~CinemaCell]
パリで生まれたエディットは、大道芸人の父と各地を回りながら歌うことを覚えた。成 [続きを読む]

受信: 2007年10月20日 (土) 10時47分

« 「陽炎の辻」 ~居眠り磐音 江戸双紙~ | トップページ | 「武士の一分」@DVD »