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2008年2月

2008年2月21日 (木)

「文楽 冥途の飛脚」@国立小劇場

久しぶりの文楽観劇。午前の部、午後の部、夜の部と三部構成なのだが、今回は午前の部のみを見た。通し狂言ではないので、好きな「冥途の飛脚」を選んだのだが、結果はちょっと申し訳ない次第になった(^^;)

元気いっぱいで観劇を始めたのに、なんとすぐに瞼が重くなって、どんなにがんばってもすぐ夢の世界へ入ってしまう。

いつもならはっきり聴き取れる義太夫が聞き取れないことが多くて、最初は、義太夫に問題があるのか、人形遣いが第一線じゃないから乗れないのかしらとか不遜なことを考えながら眠気と戦っていた。

ショックだったのは、一番の見所「封印切り」の場面をトロトロしていて、封印を切ったところでハッと気付いた。信じられないよ。普通なら切るぞ、切るぞとお芝居にのめりこむところだよ。それに、いつもならトロトロと眠くなることがあってもそれは一回だけで、あとはすっきり舞台を楽しめるというのに、今日はず~っと眠かった。

身勝手な私は、原因を舞台側に求めようとしたけれど、帰りの電車の中でも眠くなっちゃって、もしかすると私の所為?帰省から戻って3日目、気が緩んだのかしら(^^;)

今日は春本番みたいに暖かい日和だった。

で、「冥途の飛脚」なんだけど、飛脚屋の忠兵衛が遊女梅川に惚れて預かり金の封印を切ってしまい、もはやこれまでと二人で心中の道行きをするという話だ。以前にも何度か見ているが、「恋飛脚大和往来」という改作物も見ていて、どちらがどうと区別がつかない私ではある(^^;)

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「ブルーマンショーBLUEMAN」

カテゴリーは「舞台・演劇」でいいかな。舞台を見に行ったけど、見たのは芸能に近かったような・・・(^^;)

去年TVで見て面白そうだと思ったので、今日行ってきた「ブルーマンショー」は、麻布十番というか、六本木インボイス劇場で、臨時に組み立てたみたいな建物だった。

アメリカ人が顔をブルーに塗って、喋らずにパントマイムだけで音楽や寸劇で楽しませるものと思っていた。大人のエンターテインメントを期待していたから、まずは観客層の若さが意外だった。

感想としては、若者が多かったのも納得がいったというところだろうか。最初の打楽器演奏は期待通りだったけど、多くは観客にこびるというか、客をいじって笑いをとる寸劇風で、クスリと笑うことは出来ても、とても満足いくものではないと感じた。

ブルーマンの演奏としてエンジョイ出来たのは、三分の一くらいかな。むしろバックミュージックの激しいドラム演奏(インスツルメントもあったけど)がシンプルなロック調のビートを楽しめたかなと思う。

去年のTVで見た演奏は素晴らしかったけど、この第2シリーズは若者向けに演出を変えたのかな。

言葉でなくパーフォーマンスと良質な音楽で表現するのだと思っていたのに、スクリーンに延々と言葉を羅列して、説明したり観客に読ませて理解させるのはいただけない。

カタログは買わなかった。

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2008年2月19日 (火)

「CSI:NY2」

一週間の不在の間、月火水の3日間のビデオを撮っておいた。

CSIマイアミの事件にNYのCSI捜査官が出張でやってきて、舞台がNYCに移った。そうやってCSIマイアミがCSI:NY2へ移行していった。面白いやり方だね。

街を替えることにより登場人物も雰囲気も総入れ替えできるから、新しいイメージのシリーズにすることが出来る。頭いいよ。

NYシリーズは仲々シャープだ。緊張感があってテンポがよくて、通常より多いのではないかと思えるCMもそれほど苛立たせない。ドライなところもいい。友人のために犯人の証拠を探して、捜して、見つからない女性捜査員が迷って過去の証拠を利用して捏造を図る誘惑にかられる。結局は実行されずに彼女が去っていくのだが、その辺のクールさがナイス。

ただ一つ気に入らないことは、エピソードを一部「次回へ続く」とするやり方だね。私は続き物が嫌い。一話完結がいいな。

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2008年2月14日 (木)

「必殺仕事人 激突!」

時代劇ファンつながりのネット友達ふみさとさんが書いていた「必殺仕事人 激突!」を見ることが出来た。自宅では契約していないけど、実家では時代劇チャンネルを見れるのだ。

びっくりしたのは中村橋之助が仕事人として出ていたことだ。若い!軽いくらい若いのが爽やかだ。それでも歌舞伎役者だから時代劇としての立ち居振る舞いはしっかりしていて違和感がない。安定していてさすがだと思う。長い絽の上着を羽織っているのがかっこいい。

このシリーズには仕事人を潰そうとする勢力があって、そちらとの激突が殺陣の魅力となっているようだ。飾り職の秀はその正体がけっこうばれて来ているようで、大丈夫なのだろうかと心配しながら見ている。

自宅へ戻るまでのあと数日しか見られない。じっくり楽しもう。

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2008年2月11日 (月)

「幻十郎 必殺剣」@TV東京

初回を見た時、どうしても感想を書けなかった。何故だろうかと考えて、多分楽翁役の中村敦夫の演技が余りにもお粗末だったからだと思った。

彼は喉でも痛めたのだろうか。妙な台詞回しで、聞き辛い。多分もっと別な、今の発声に合わせた喋り方というのがあるのではないかと思う。それともあれで自然だと思う人が多いのだろうか。

そんなこんなで素直に楽しめなかったけど、北大路欣也の演技と殺陣に惹かれて毎週見ている。

南町奉行所同心だった源十郎は、巨悪の真相に近づきすぎたため罠に落とされ、妻を襲って自害させた同僚を斬った咎により5年も牢につながれた揚句打ち首を言い渡される。ところが楽翁と名乗る老人に命を救われ、幻十郎と名を替えて、楽翁の命令で悪と対決してゆく、というストーリー。

しかし、楽翁という人物が正義というより、身勝手風なので、そんな人物に運命を左右される主人公というところに、見ていてすっきりしない。

最初のうちは、武士の妻がそんな悲鳴の上げ方はしないだろう、とか、着物の裾捌きくらい慣れた役者を使えよ、とか突っ込んでいたけど、最近では楽翁が出てこない限り娯楽時代劇で楽しめるかなという気分になってきた。

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2008年2月 7日 (木)

「鞍馬天狗」@NHK木曜時代劇

新しい時代劇シリーズも、もう4回目だ。仲々感想を書けなかったのは、どうにもとらえどころのない番組になっているからだ。

正義を信じる青年にしてはちょっとトウが立ってるみたいだし、殺陣は迫力がないというか、鋭さがなくて、何かしら寸足らずでぎこちない感じだった。

小さい時に見た「鞍馬天狗」は・・・、と思い出そうとしてみても、「鞍馬天狗」と「怪傑黒頭巾」の区別もつかない私だ(^^;)

それでも毎回見ていると、役者が慣れて来たというか、役者同士の絡みが自然になったというか、良さ気なところも見えてきた。

楽しむためには、まだまだこちら側見る方で気持ちを添えていかなければ照れくさいという状態だけど、天狗の目線の配りも決まってきた。このくらいぐらい馴染んでから初回にして欲しいものだけど、今時のTVにそんなことを望んでも無理だよね。

赤を背景にして、鞍馬天狗の影が五重塔の上に跳んだところで鳥の羽が舞い散るというオープニングのイメージがお気に入り。これから少しずつ楽しめるようになるかな。

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2008年2月 3日 (日)

「ショコラ Chocolat」@DVD

ネットの友達がお勧めのジョニー・デップの映画ということでレンタルしてきた。私は彼の作品をテレビに流れた「パイレーツ・オブ・カリビアン」しか見たことがなくて、特徴をつかめない顔だなと思っていたので、最初の内に出てくる人物の中でどの人がジョニー・デップなのか途方にくれちゃったよ(^^;)

ネットで役柄はジプシーだと確認してからは安心して眺める。ファンタジーのように始まり(なんてったってOnce upon a time there wasで始まる)、リアルなドラマのよううな味付けをしてある。

北風と共にフランスの田舎の村へやってきた若い女性ヴィアンヌ(Juliette Binoche)と娘アヌーク。歴史研究家の伯爵レノ(Alfred Molina)は村長兼教会の頑迷な支持者であり、ヴィアンヌが未婚の子持ちであることを知ると、村中に噂を流し、彼女を村から追い出そうとする。

ヴィアンヌは、借りた家を改装してチョコレートショップを開く。DVに泣くジョセフィーヌ(Lena Olin)を励まして自立を助けたり、孫と会えない老女アルマンド(Judi Dench)に孫との逢瀬のひと時を与えたりする。

川船でやってきた流れ者たちをボイコットしようとする村長の呼びかけを無視してルー(Johnny Depp)たちを店に招き入れる。

チョコレートを売る時は魔女のように自信ありげに振舞っているヴィアンヌだが、周囲の人々との軋轢に負けて町を転々としてきた過去がある。

今回も、村長の言葉を勝手に曲解したジョセフィーヌの夫が川船を焼いたため流れ者たちが住む場所をなくしたことや、アルマンドが亡くなったことにショックをうけたヴィアンヌは、またも町を出て行こうとする。しかし娘のアヌークはもう出て行きたくないと言うし、ジョセフィーヌはヴィアンヌに教わってイースーターのチョコレートを作りたいと引き止めた。

北風が再び吹いてヴィアンヌを旅に誘ったが、ヴィアンヌは発たなかった。そして南風が吹いてルーが戻ってきた。

チョコレートを食べることで元気を出して生き生きとしてくる村人達の様子は、昔見た映画「バベットの晩餐」を思い出させた。あの時は宮廷料理だったかな。

ジョニー・デップは出てきたらパイレーツのイメージを思い出したけど、今回の方が素直な魅力がでているね。

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2008年2月 1日 (金)

「THE QUEEN」@DVD

友達が「良かったよね」と話していたのでレンタルDVDで見た。

抑えたとても良い作品だった。

ドラマは離婚したダイアナ妃が浮名を流して事故死したところから始まった。女王夫妻はダイアナ妃が最早王室家族ではないことを主張して、王室とは関係のない事柄と見做そうとした。王室があの時国民の感情を読み誤ったのは、おそらくバッキンガム宮殿でなく、はるかに離れた田舎の地にいたからだろう。

意外だったのは離婚の原因を作った身持ちの悪い男としか私には思えなかった皇太子が、情愛のある人だと描かれていたことだ。女王がわざわざ特別機をたてることに渋った時、「未来の王の母親の遺体を引き取るのに特別機を用いてもかまわないのではないか」と説得して、王室機で出掛けた。又、自分が外国で死んだなら、ダイアナは子供たちを連れて駆けつけてくれただろうと語るところなど、人間味のある人に思えた。

とても面白かったのはブレア首相だ。王室に対して辛らつな意見を持つ妻の辛口批判にもめげず、新任の若き首相は、女王の尊厳と国と王室を愛する心に共感してゆく。

支える侍従や首相達に後押しされて女王はバッキンガム宮殿に戻ってきて、国民の心を理解した。感動的だったよ。

以前、昭和天皇を描いた「太陽」という映画を見たことがある。王室・皇室を守るという彼らの義務感って、健気でもあるね。

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