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2008年3月

2008年3月30日 (日)

「陽炎の辻 2」@NHK土曜時代劇

先日珍しく渋谷から井の頭線に乗ったところ、駅のポスターに目が留まった。

「陽炎の辻 2」とあって山本耕史の顔写真。えっ?NHKのプレマップでも見たことないよなと思って、帰宅するとまずPC検索。ほとんど終わったシリーズの関連サイトばかりだったけど、なんとNHKの事業報告みたいなページに「9月から『陽炎の辻2』を放送予定」という文言を見つけた。

本当なんだぁ。もう撮影はやっているのかな。山本耕史のサイトでは触れてないけど、佐伯泰英の「居眠り磐音」のサイトではちゃんと書いてあった。

9月といえば半年先だし、19時半から30分ものになるから、どれだけ楽しいものになるか判らないけど、楽しみにしよう。

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2008年3月28日 (金)

「歌舞伎役者十三代目片岡仁左衛門」&十五代目ライブトーク@Tollywood下北沢

26日と27日下北沢のTollywoodという短編映画館へ通いました。以前新聞で読んだことがあった羽田澄子監督のドキュメンタリーで、10時間41分の6作品を半分ずつ2日間で上映されました。感動しました。5時間なんて全然長くないです。

十三代目片岡仁左衛門って、頭の髪の先から足の爪先までひたすら役者だった人なのですね。それが彼の舞台、若い役者への教授、芸談を語る姿から見えました。

昨日見た作品の中では、「恋飛脚大和往来」の『新口村』の孫右衛門の父親愛が素晴らしかったですが、今日の出色は「伊賀道中双六」の『沼津』の平作、どちらも子ゆえの闇に迷う父親の愛を示して泣かせました。

関西歌舞伎というけれど、コテコテの浪花ではありません。品の良い凛とした人情ものが爽快な演技です。

なんといっても6本、10時間以上の作品なので、語りたいことは山のようですが、一つずつメモっていっても意味がない。この映画はお勧めだということで区切りとします。

今日は映画のあと、十五代目(つまり、十三代目の三男で以前の片岡孝夫)片岡仁左衛門と羽田監督のトークライブがあり、券は売り切れていたのだけど、入れなくても覚悟の思いでキャンセル待ちをしました。Tollywoodは若い職員が数人でやっていて、とてもゆったり融通無碍で、そこはかとなく人間的な映画館です。この9年で初めてという、ホール(定数40数名)のドアを開放しての立ち見を入れてくれて、私も見ることが出来ました。感謝。

昨日歌舞伎座の楽日だったという当代仁左衛門は、語りは苦手と言いながらも、努めて家族の思い出や父親への思いなどを語ってくれました。最後を十三代目の本の中で、この映画について書かれた感想を朗読することで締めくくってくれて、仲々の演出家と見えました。

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2008年3月22日 (土)

「新動画時代 メディアが変わる」@NHK

昨夜のNHK放送記念日特集はとても面白い番組だった。1時間半引き込まれた。

YouTubeは見たことある。でも、投稿したことないし、検索もしないから活用しているとはいえないね。msnの動画サイトも加わって、TV局は動画サイト活用に走っているようだ。BBCはゲームを提供したり、ABCはネット用ニュースを毎時更新したりしているそうだ。TVで放送された番組がネットに流されれば、見損ねた場合や、録画しなかったけれどもう一度見たい場合に見ることができるというのは夢みたいだ。

TVのチャンネル争いがなくなったのは、家庭でも一人に一台くらいTVが普及したからだと思っていたら、いま時では若者はTVを見ないんだって?年寄りだけがTVを見ていて、若者はネットで遊んでいるという。私はその中間で、中途半端にTVもPCも両方一日中つけている。

コメンテーターは天野祐吉と秋元康、あと名前は忘れちゃったけど慶大教授と東大教授だった。それまでに見た画像のあまりにも革新的なレポートにくらべると、おとなしいというか、すこぶる常識的なコメントだった。NHKは先端を行く気はないらしいが、送れずに開発していこうというところだろうか。

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2008年3月21日 (金)

「春季二科展」@東京都美術館

叔父さんが画家という友達から招待券を貰って、上野の東京都美術館へ二科展を観に行ってきた。

個人の作品展とは違うから様々な傾向の絵画が集められていて、私の好みのものから関心をひかないものまでいろいろあった。自分の好みの傾向を知ることも出来る機会だった。

私は濁りのない黄色系の明るい絵が好きらしい。同時に黒を効かせた深みのある茶や緑の組み合わせも気に入った。本来は赤と黒のようなインパクトの強い組み合せがお気に入りだった。

絵のタイトルも画家の凝り様が見えて興味深い。しかし、やっぱり個人の作品展の方がその画家の人間性が見えるような気がして面白いかな。

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2008年3月19日 (水)

「ベガーズ・オペラ」@日生劇場

友達に誘われて日生劇場でやっている「ベガーズ・オペラ(Beggar's Opera)」を見てきた。主役は内野聖陽ということくらいしか知らなかったが、演劇としては力作だと思えた。

でも、実は何が言いたい舞台なのかよく分からなくて、2000円も出してカタログを買って読んでみた。それでやっとどういう趣旨で作られた作品かが分かり、且つ、バックグラウンドを知らなければ十全に理解することは出来ない作品だと思った。

初演はロンドンで1600年代だとは驚きだ。あのブレヒトの「三文オペラ」はこの「ベガーズ・オペラ」に刺激を受けた作品だというのにはもっとびっくりした。ちゃんと「三文オペラ」を読んだり見たりしてない私は、イタリアオペラの曲を知っているわけでもないので、歌のいわゆるパロディも理解出来なかった。

17世紀は貧しい人が本当に苦しい生活をして、豊かな人が無神経な贅沢をしていた時代だったのかもしれない。妬みから密告が流行し、充分な取調べもなしに処刑が横行していたのかもしれない。で、このドラマは何を言おうとしていたのか。

貧しい者が奢れる富者を糾弾してるの?縛り首にした者を、ダメだよと生き返らせるオペラの筋の書き換えは人の命の大事さを貧しい者が指摘しているのかな?

言葉にはしてみるけど、それが舞台を見ていてスッと心に入ってくるわけではない。

印象に残ったのは、森公美子の歌声の素晴らしさかな。笑顔が素敵だ。そして、他の人達の声は結構ミキサーというのかな、機械のボリューム調整に頼っているらしいと感じた。

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2008年3月18日 (火)

「ドクター・フー(DOCTOR WHO)」@NHK

先週の火曜日に「ドクター・フー」というBBC製作のドラマが終わった。実際は又別のステージとして続いていく感じだったけど、NHK教育の放送としては終わり。

最初から見ていたわけではない。新聞で案内を読んで見てみたら、はまってしまった。「ドクター」という宇宙人が時空を超えて旅している。他の宇宙人などの襲撃から地球を守ってくれたりしている。

どうやら昔の日本にも来たらしいのだが、その回は見てなくてとても残念だ。

調べてみると、なんとBBCでは1960年代に始まって、私が見たドクターは9代目と10代目だそうだ。すごい長寿番組だね。容姿は地球人と同じだが、体力が落ちてくると、記憶は保ったまま全く別の容姿に生まれ変わる。それで900歳くらいだというから不死身だね。

9代目のChristopher Ecclestonはちょっと感情が動かないメカっぽさがあって、いかにも宇宙人っぽかった。生まれ変わった10代目のDavid Tennantはルッキングは悪くないんだけどそのギャアギャアとわめくタイプの喋り方が、ちょっと知的と言い辛い感じだった。

他の宇宙人というか、生物が様々な形態なのは、日本の怪獣物みたいでほほえましかった。昔からのシリーズを通して見てみたいものだと思う。

今回の最終回、パラレルワールドがあって、その間の無尽空間ヴォイドに破壊者達を閉じ込めるというやり方は、先日Lisa Randall博士の5次元理論じゃないかとワクワクしちゃったよ。ゴジラの発生にも通じるね。

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2008年3月14日 (金)

「幻十郎必殺剣」@テレビ東京

テレビ東京の金曜時代劇「幻十郎必殺剣」が終わった。

北大路欣也だけで持っていた作品だね。戸田菜穂は段々良くなってきていた。着想は悪くないけど、ストーリー的にというか、脚本的には見るものなし。人間や、罪や、救いに対する洞察に深みがないと思う。かといって娯楽に徹するとしても、小手先だと見えた。だから北大路欣也の重厚さだけが一層光った。

今の時代、テレビ東京とNHKしか時代劇を作らないから、時代劇ファンとしてはつい見てしまうのだが、保存版にはしなかった。

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2008年3月 7日 (金)

「それでもボクはやってない」

先週フジTVで放送されたドラマ「それでもボクはやってない」を見た。

作品は昨年評判になったもので、「シャールウイダンス」の周防正行監督の映画だ。気にかかっていたので、ビデオに撮って見たと言いたい所だが、実際は「見ることが出来なかった」。

電車の中の痴漢冤罪事件だ。被害者の少女は信じている。親告罪であり、証拠といっても難しい、現場を目撃した人なんてのもいるはずなくて、少女が恥ずかしさを乗り越えて告発したことに感動する人が多く、警察や検察、そして判事までもが「犯人がしらを切り通すことを許すまじ」と思っている状況で、犯人とされた男には信じてくれるようになった弁護士以外救いがないことになる。

起訴されたら99%が有罪になるというのは驚いた。警察が犯人だと思って証拠をあげた人達だから当然だと不思議にも思わなかったけど、「真実を明らかにする」と冤罪の被告が期待しても難しいということか。

こういう作品は苦手、反駁出来ない人間が攻撃されてそのままで終わるなんて、私の神経がもたない。

というわけで、主人公が警察や法廷でやりとりする場面はすべて音声が聞き取れない早回しにして、法廷外の場面だけ見てビデオは消してしまった(^^;)

この作品は「裁判では、有罪が本来期待され」ていて、「真実を明らかにする」訳ではないことが主張されている。でも、監督が痴漢事件を採り上げたというのは、その観点からはちょっと筋が違うんじゃないかという気がする。

ちゃんと見なかったから大きなことは言えないんだけどね(^^;)

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2008年3月 3日 (月)

「ロス:タイム:ライフ」@フジTV

珍しく、ニュースでもサスペンスでも時代劇でもないドラマを見ている。

私はサッカーは知らないといえるけど、ロスタイムという言葉くらいは判る。ゲーム終了時間がやってきても追加でゲームが続く時間だ。

人生最後、つまり死の瞬間に黄色のユニフォームを着た審判団がやってきて、数時間のロスタイムをボードで示す。主人公は考えてそれまでにやりたかったことや、遣り残したことをやって納得して死を受け入れる。なんという着想だろう。

刑事だったり、カメラマンだったり、主婦だったり。それぞれに不慮の事故死を納得する時間を得る。

失恋して自殺を図った看護師(上野樹里)はロスタイムを与えられてもやりたいことはないと思っていたが、死にたい人や死にたくないのに死ななければならない人などを見るうちに「死にたくない」と思い始めるけど、ロスタイムは減っていく。

どうなるのかと思っていたら、『延長戦』だって。よく考えてるよ。

再放送してくれたらちゃんと見直してみたいなと思える作品だ。現在もまだ続いている。

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