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2008年3月19日 (水)

「ベガーズ・オペラ」@日生劇場

友達に誘われて日生劇場でやっている「ベガーズ・オペラ(Beggar's Opera)」を見てきた。主役は内野聖陽ということくらいしか知らなかったが、演劇としては力作だと思えた。

でも、実は何が言いたい舞台なのかよく分からなくて、2000円も出してカタログを買って読んでみた。それでやっとどういう趣旨で作られた作品かが分かり、且つ、バックグラウンドを知らなければ十全に理解することは出来ない作品だと思った。

初演はロンドンで1600年代だとは驚きだ。あのブレヒトの「三文オペラ」はこの「ベガーズ・オペラ」に刺激を受けた作品だというのにはもっとびっくりした。ちゃんと「三文オペラ」を読んだり見たりしてない私は、イタリアオペラの曲を知っているわけでもないので、歌のいわゆるパロディも理解出来なかった。

17世紀は貧しい人が本当に苦しい生活をして、豊かな人が無神経な贅沢をしていた時代だったのかもしれない。妬みから密告が流行し、充分な取調べもなしに処刑が横行していたのかもしれない。で、このドラマは何を言おうとしていたのか。

貧しい者が奢れる富者を糾弾してるの?縛り首にした者を、ダメだよと生き返らせるオペラの筋の書き換えは人の命の大事さを貧しい者が指摘しているのかな?

言葉にはしてみるけど、それが舞台を見ていてスッと心に入ってくるわけではない。

印象に残ったのは、森公美子の歌声の素晴らしさかな。笑顔が素敵だ。そして、他の人達の声は結構ミキサーというのかな、機械のボリューム調整に頼っているらしいと感じた。

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