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2008年4月

2008年4月28日 (月)

「相棒」映画版

私はTV版「相棒」の大ファン。ほとんど全シリーズ見ているし、再放送だって繰り返し見ている。久しぶりに第一シリーズなどを見ると水谷豊が若かったんだなと感動しちゃったりする(^^;)

最初の単発ドラマは素晴らしかった。ついで亀山薫の学友の検事の犯罪シリーズは、ちょっと性格が違うだろうという突っ込みをしたかったけど、それなりにプロットは楽しめたと思う。

薫ちゃんの彼女をめぐる鹿手袋というジャーナリストとの関連や、国会議員や高級官僚の陰謀を扱ったシリーズは、結構わくわく出来た。

お好みはいろいろあるけど、鈴木杏樹の「ついていない女」は中でも出色かな。

で、まもなく劇場版「相棒」が封切りになるそうだ。TV朝日では、これでもか、これでもかというほどスポットを入れたり、水谷豊や寺脇康文が番組のゲストに出まくりだ。

私としては劇場版「相棒」に大いに期待しているのだが、予告編で、水谷豊扮する刑事杉下右京が怒鳴っている場面が多そうなのが気になる。彼はいつでも冷静でクールでいて欲しいんだけどなぁ。

ノヴェライズド版という文庫本を買って読んだことあるけど、あとひとつだった。さて、劇場版「相棒」は期待を裏切らないだろうか。

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2008年4月26日 (土)

「四月大歌舞伎」@歌舞伎座

予約を入れたのは、片岡仁左衛門の弁慶を見たいと思ったからだが、とても良かった。あの細い身体で豪快な弁慶をやれちゃうのが素晴らしい。

義経は坂東玉三郎、五條大橋などの場面と違って、『勧進帳』では義経の見せ場がなくて、玉三郎にはお気の毒。仁左衛門と玉三郎の組み合わせの妙を楽しむためには午前の部「熊野(ゆや)」の方がよいかもね。

もう一人の主要人物富樫を中村勘三郎がやっていた。ちょっと声が高いというか、他の役者と発声のやり方が異なるのか、子供っぽい声の印象を受けた。武ばった役より、彼が得意とする人情的な役柄にはぴったりというところか。

真山青果作『将軍江戸を去る』は江戸城開城前夜の物語で、迷いの残る徳川慶喜(坂東三津五郎)を山岡鉄太郎(中村橋之助)が説得するのはしんみり感動的だった。明治期の真山青果の作品は漢語が多くて、少し江戸期の歌舞伎とは台詞に違いがあるね。

井上ひさし作『浮かれ心中』というのはいわゆる新作で、今風のダジャレなどが一杯出てくる。私は井上ひさしの作品に馴染んでないので、最初のうちはつられて笑ったけど、楽しむというところまでは行かなかった。

終盤の宙乗りのギャグはさすがに笑った。金持ちの道楽息子が親公認で金に任せて物書きとしての名声を得ようと四苦八苦する。話題づくりの婚姻をしてみたり、わざと手鎖の刑を受けてみたり、揚句心中で話題づくりをしようと、真似事をやったつもりが、相方花魁を真に愛している男に殺されてしまう。それでもその男の魂は、ネズミの魂に乗って、客席を見立てた下界を眺めて綺麗どころに挨拶しながら天へ昇ってゆくのだ。こういうストーリーを楽しめたわけではないけれど、勘三郎の熱演を楽しんだというところかな。

友の役の三津五郎は、軽い役も上手いね。

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2008年4月19日 (土)

「密命 寒月霞斬り SP」@テレビ東京

豊後相良藩士金杉惣三郎(榎木孝明)が、藩主直々の密命を受けて脱藩し、幕府が藩にかけたご禁制書物所持の嫌疑を調べてゆく。

江戸で火事始末御用の親方荒神屋喜八(加藤剛はちょっと台詞の間が空き過ぎ)の世話になり、火事にあった札差冠阿弥の出戻り娘お杏(安達祐実)と相良藩江戸留守居役寺村重左衛門(寺田農)の庶子の娘で小料理屋夕がおの女将おしの(とよた真帆)の二人に心寄せられる。江戸っ子娘役の安達祐実は私のお気に入りだ。とよだ真帆の大人の女役も悪くないね。

私は佐伯泰英の原作を読んでないのだけれど、公式HPを見るとファンも多いみたいだ。

思えばテレビ東京の時代劇も随分と良くなったなぁ。でも、まだまだ満点とはいかない。フジテレビの時代劇の流れを汲んでそれを超えてない。

来週からも見続けようと思う。

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2008年4月17日 (木)

映画「日本沈没」@TBSテレビ

日曜日に「日本沈没」という映画の2006年版がTBSで放映された。大昔に映画が作られたのは知っていたけど、見たことはなかった。30年以上前らしい。

サスペンスものとしても社会派ドラマとしても着目されたようだが、私は見る気になれなかった。多分きっと画像にしらけるだろうと案じていたのだと思う。

たまたま今回チャンネルを合わせてみた。告白すると最初から最後までずっと見た訳ではない。別のチャンネルでも面白そうな番組が重なっていて、チャンネルを替えながら見ることになった。そういう場合、たいていはふむふむととストーリーを追うだけで終わるものだが、これは仲々興味をひいた。

大地震と火山の噴火により1年以内に日本列島が沈没することが分かるという大パニック映画だ。地震や噴火、日本人の海外避難から間に合わなくなっての山岳への避難など仲々よく描かれていた。ネットで見ると自衛隊や海洋調査機構の全面協力があったそうだ。つくりもの的ちゃちさがなかった。

調査潜水艇のパイロット役の草なぎ剛とハイパー救命士柴咲こうの悲恋もあるが、柴咲こうが素敵だ。

最後、潜水艇でパイロットが潜って地底の爆発を計って日本沈没を途中で止めることに成功する。

う~む、パイロットの命を投げ出した海底突撃爆破で日本が半分ほど救われて終わるのは、なぜか地球上で日本列島だけに天変地異が集中する不自然さと同様に、ちょっと感動半減だった。

でも、結論として、よく出来たスペクタクルだという印象が残った。

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2008年4月14日 (月)

「アンフェア The Movie」@フジテレビ

録画していた昨日のTVを見た。TVでドラマが流れていた頃は全然見ていないけど、映画が作られた時、篠原涼子のアクションはちょっと見てみたいなと思っていた。

雪平警部補(篠原涼子)はハードボイルドな女刑事らしいね。でも、かっこいいアクションで始まったみたいなんだけど、最初の公安管理官斉木(江口洋介)との船の手入れで、外国人船員が斉木に走り寄って拳銃をつきつけるところは動きが鈍くて何で拉致されるかなと思ったら、これまた頭に銃口を当てない素人みたいな不自然さで、銃を持ったままだった斉木刑事に足を撃たれてしまう。江口洋介をかっこよく見せたかったのかもしれないけど、冴えない。

雪平警部補の自宅の場面で、えっ?幼い娘が車で爆破される?のっけから緊迫、でも、娘は軽傷で助かっちゃう。この描き方ではちょいと弱いな。ベビーシッターは犠牲になっても娘が軽傷で免れるには母親にバースデーカードを渡したかったというのでは足りないね。だって、その後に彼女も同乗する予定だったんだもの。有能な刑事のはずの彼女が、娘を抱きかかえて「救急車!」と叫ぶだけというのもいただけないと感じた。

娘が収容された豊洲警察病院がテロリストに占拠される。対テロ責任者になる山路管理官(寺島進)がかっこいい。大杉漣の入江警察庁次長、身勝手で憎憎しげでうまいね。加藤雅也の三上検視官の軽妙さも好ましかった。

その警察病院は非常時に本部に出来る装備をした要塞だった。そこには警察庁長官が検査入院していた。

SAT隊突入を警視総監が命じるんだけど、第一次SAT隊はあっというまに相手に制圧されてしまう。不思議なくらいドジな動きで呆れて見てたら、全員相手方だった。えー、そんなのー!と驚くよりちょっと乗れない気分になる。

雪平が一人残された娘の為に一人建物に潜入しようとし、三上が彼女を追って行く。SATはあれほど簡単に倒されたのに、雪平は三上の助けでしっかり娘のところまで辿り着いちゃうのがチグハグな気がする。彼女と作戦本部との通信がテロリストに傍受されないのも不思議。

テロリスト後藤(椎名桔平)は次長の不正を告発しようとして却って逮捕されて8年も入獄させられていた警察の元教官だった。復讐のために長官を人質に警察の裏金80億円を要求して入れられないと知ると、長官を射殺して、バイオテロに切り替える。

豊洲警察病院には黒色潰疽菌(こくしょくかいそきん)が保管されていて、それはテロリストに奪取されていたのだが、またまたドラマを面白くするためか、一人(成宮貴人)はドジにもその菌のケースを一本落として割ってしまい、その上防護服を不注意で破いて感染してしまう。雪平の娘に感染させて結局は死んでしまうのだが、どうもここらへんは作り物っぽくていけない。

このあとはよく分からなくなってしまった。テロが失敗して、娘も雪平も抗血清が間に合って命が助かるし、テロリストは死んでしまうんだけど、後藤の復讐にあれだけのSAT隊員が動いたことや、山路の恋人だったらしい女性の仲間のテロリストに対する裏切りとか、分からないことばかり。斉木が警視庁の裏金を調べていた時恋人を爆死させられていたというが、テロリストの女性にデータを盗ませて、入手したあと彼女も後藤も射殺するのも理解出来ない。どういう人間達なんだ。

後藤をあれほどあっさり射殺した斉木は、何発撃っても雪平に当たらない。何で?更に、斉木は狙撃されて死んでしまうが、その時斉木の手からデータファイルが雪平の手に渡される。ライフルで狙うくらいなら、それは全部見えているはずなのに雪平は撃たれない。何で?

テレビの放送を見ていれば関係や主張がもう少し分かったのかもしれないのかな。この作品だけでは良く理解出来なかった。

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2008年4月13日 (日)

「オトコマエ!」@NHK土曜時代劇

期待の時代劇、30分などという近代まれな短時間枠である不安をいだいて初回を見た。結論からいうと、「けっこう楽しめる」だ。

これまで福士誠治の真面目な役のドラマしか見たことなかったのだろうか、こんな快男児をうまく演じられる人だとは意外だった。町人上がりの武士と蔑まれてもケロッとしているが、熱血正義感ストレート、「てめぇら絶対許さねぇ」なんてクサイ台詞を違和感なしに聞かせるなんて好感度大だ。

町人上がりというのに、北町奉行所の吟味方与力だよ。同心より上の与力だ。その上剣術もかなりの腕前だ。13回シリーズというので、その間にそれまでの経過説明があるのだろうけど、納得しやすいものだろうか。

各話完結というけど、わずか30分で可能なのだろうかと案じていたが、さすがNHK,CMがない分みっちり使い切って問題解決に至った。

今日は嶋田久作がしっかりした敵役として利いてたね。来週からもゲストはポイントだろうな。遠山の金さん役(柴田恭兵)やその女の料亭女将役(井上和香)などが私の目に馴染むかどうかはこれからだろう。親友役の斉藤工って、仲々好い線いってる。粋とまではいかないけれど、着流しをゆったり着慣れた感じに見せられるなんていいねぇ。

殺陣の場面で画面が突如縦横二分割三分割されて驚いたが、短い時間で殺陣の量感は出たと思う。もし毎回見せられたとしたら、どう感じるかは分からないけどね。初回としては成功してた。

来週からも楽しみだ。

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2008年4月11日 (金)

「剣客商売スペシャル 春の嵐」@フジテレビ

久しぶりの池波正太郎時代劇ドラマ「剣客商売」、「待ってました!」と声をかけるような気持ちでチャンネルを合わせた。

感想を一言で述べると、「大したことなかった(^^;)」

描きたかったのは父子の情愛だろうか。松方弘樹が病気の老剣客役というのはちょっと意外で、ついそのうち何か立ち回りがあるのだろうかと待つ気持ちになってしまった。鈴木一真って、飄々とした役のほうが自然に感じる。仲々心の屈折が実感としてこちらに響いてこないよ。

一ツ橋家は、田沼意次に近い秋山大治郎の偽者に辻斬りをさせ、田沼と対立している若き松平白河公の家臣を何人も斬らせて田沼と松平の対立を煽ろうとしている。一ツ橋家に唆されて辻斬りをするのは、秋山小兵衛の古き剣友の息子だった。こういう話って後味が良くないから、よほど上手く作らないと印象が好くないよね。

懐かしいシリーズ役者達だけど、皆どこか演技や台詞がぎこちない。しばらくお休みだったからかしら。

相変わらず素敵だったのは画像だね(^^;)

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2008年4月 8日 (火)

「SP警視庁警備部警護課第四係」@フジテレビ

連ドラを一度も見ていないけど、スペシャル版だろうと思って4月4日の放送を見た。

幼い頃に両親を目の前で殺された井上薫(岡田准一)は、トラウマから特殊な危険察知能力をもった警視庁のSPとなった。そして、井上が監察から首相襲撃事件について聴取を受けながら、過去の事件が振り返られる。

女性都知事を狙ったテロや、重要参考人に対する襲撃を見事にかわし、反撃してゆく井上初めSPのアクションは息もつかせず、素晴らしい。それでも、井上の直感に助けられている面が大きいので、そういうストーリーのものと割り切って見ることにした。

ところが、終盤になって、井上の両親を殺した男山西(平田満)が20年の刑を終えて出所して首相(山本圭)を狙う頃からアクションが鈍りだした。SPのメンバーは訓練を受けているのだろうが、的確に相手を無力化出来ない、テロ犯が撃って怪我人がすでに出ているのに彼に対して発射しないなど、見ていて腹立たしいことが続く。その間に、井上の両親が殺されたテロは現在の首相が点数稼ぎに仕組んだものが手違いで死者を出したものだったということが明かされる。しかし、そんな種明かしは、もっと激烈なアクションの連続の合い間に示せばもっとダイナミックになっただろう。

井上だって、怪我したまま首相をかばって逃げるのだが、もうダメだというところまで行って無能にも身を投げ出して首相の上に覆いかぶさって救おうとするが、瞬間の狙撃じゃないんだから、そんなことで救えるはずないじゃないかとバカバカしくなる。

自分の力の残りを計算して、最後の反撃をするくらいの頭を遣えよという気持ちになった。ところが山西はチャッチャッとは殺さないんだよね。ぐずぐずしているうちに係長(堤真一)たちSPが集まってきて、平凡なやりとりの後に山西は撃たれる。これだって、最初に撃たれた時にSPがさっと取り押さえれば済むものを、サッと動かないものだから最終的には再び係長が山西を撃つことになってしまった。こんなぬるいアクションなんてイヤだ。前半は良かったんだけどね。

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2008年4月 7日 (月)

「フライトプラン」@日曜洋画劇場

ジョディー・フォスター主演作品で、一般ロードショーの時にも面白いという声が高かった。でも、見に行ってない。今回のTV放映も、見ようか見まいか最後まで迷った。

飛行機内でいなくなった娘を捜すが、誰も知らない、なんてことがあり得ないと思った。事故で死んだ夫の棺を乗せて帰国しようとしていた。娘は夫と一緒に事故にあったという言葉が予告編で述べられた。あら、いやだ。総ては彼女の意識障害だったというストーリーなの?と思うとますます見る気がしなくなった。

後半になった頃からじっくり見始める。刑事だった男が機長に大金の振込みを要求し、娘が生きていたことが分かった時から俄然面白くなった。あとは彼女の戦いを楽しむだけだ。

解説によるとこのジェット機は彼女の設計によるものらしく、彼女は機内のすみずみまで知り尽くしている。これも在り得そうにない設定だな。でも、それなりに面白くなっている。彼女が男並みにタフなんだけど、ジョディー・フォスターだから、あくまでも華奢な女性っぽさでそこがすごく魅力的だった。

最後に娘を両手に抱えて歩いてくるのだって、タフでかっこいいよね。

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2008年4月 2日 (水)

「坂の上の雲」by司馬遼太郎@NHK

以前ネットの時代劇大好き仲間達とチャットしていた頃、司馬遼太郎ファンが多かったが、私のように司馬遼太郎の作品はどうにも読み進められないという人もいた。

私がちゃんと読みきった司馬遼太郎作品は「新撰組血風録」と「燃えよ剣」だけである。それもTVドラマを見て内容を気に入ってから読んだ。

友達が勧めてくれた「坂の上の雲」は、張り切って読み始めたけれど、1章すら読まないうちに飽きてしまった。私が読み始めた本を投げ出すのは珍しい。

それがNHKTVドラマになるという。どうやら司馬遼太郎が映像化を拒んでいたらしいが、今回3年をかけて撮影し、3年をかけて放映することで可能になったらしい。

明治の土佐下級士族の秋山兄弟と正岡子規の友情と日本の情勢をからませたドラマだそうだ。3年続くドラマと聞くと、とても見続けることは出来そうにないと思えるけど、とりあえず見てみようとは思う。有名な作品のドラマ化は待ち遠しい。放送開始は来年末らしいから、まだまだ先だね。

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