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2008年5月16日 (金)

ドキュメンタリ映画「靖国」

中国人監督が靖国神社に関するドキュメンタリーを撮っていると聞いて、ほう、そういう時代になったか、見てみたいものだと思っていたら、ガヤガヤと問題が聞こえてきた。国会議員の声高の批判的な声や、右翼のいやがらせがあるんじゃないかということで、4月の上映が中止になってしまった。びっくりした。

個々に異なる意見を言えない、聞けないということになったら、日本は大変なことになると、本気で心配になった。今月になって東京での上映が始まったというニュースを聞いて、大急ぎで見に行ってきた。だって、もし上映中止なんてことになって、見る機会を失ったら、作品も見ずに何も言えないことになる。

作品には中国人監督らしいこだわりは見られた。靖国刀の刀鍛冶の作業やインタビューを中心にして、靖国神社の行事や参拝する人々をずっと撮っている。積極的に意見を主張しようとはせず、ナレーションもないので淡々と見続けることが出来た。

意外なことは、靖国神社を参拝する人々を延々と映しているので、彼らの言うこと、叫ぶ言葉がそのまま流れることだ。ニュースなどでもちゃんと見聞きしないことなので、耳新しい気がした。

映画館の前には警察車両が一台止まっており、数人の警官が警備していた。スクリーンの両サイドにはガードマンがいた。どんな映画であっても、誰もが自由に見られる世の中であって欲しいと思う。

さて監督は、捜していた日本人にとっての日本刀の意味を理解し得ただろうか。

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