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2008年7月20日 (日)

「監査法人」@NHK土曜ドラマ

もう何年も前、大きな企業が破綻した時、監査法人は何をやっていたのだという話になって、馴れ合いで報告書を出していたことが判明し、監査法人の再編へと繋がったことがあった。

私が当時勤めていたオフィスの系列企業で日本法人になっているところには、毎年監査法人から公認会計士が数人やってきて数日間書類をチェックしていた。問題のない企業だったので、毎年公認会計士の若手新人が送られてきていて、ここは新人研修所みたいだと笑っていたっけ。その時の国際監査法人も再編の波に揺さぶられた。

塚本高史演じる若杉という若者が巡り合った公認会計士に憧れて会計士になり、そのままの理想を信じて突っ走って行く。しかし、生身の先輩会計士達は、企業をまたは自らの組織を守ろうと妥協を図って生きている現実がある。

正義を求めて厳格審査をして企業が存続不可能になることで良いのかと迷い、情を出してみて黒い手に摑まれた企業の上場を認めてしまい、投資家を泣かせるという挫折も味わう。

共演者も仲々好い。松下菜緒、豊原功補、橋爪功など。若杉の正義感に追い詰められた妻が実家に逃げ帰っており、幼い娘と二人暮らし。父娘のやりとりに現実感がなかったり、ストーリーがすっきりし過ぎて現実の猥雑さに欠けてるように思えるけど、総体としては綻びもなく見ることが出来た。

最後、挫折から立ち直ろうと理想を目指す生き方に戻る若杉、これは大切なことだけど、どこか単純化されすぎている感がある。まぁ、いいか、ドラマだもんね。

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