« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月

2008年11月28日 (金)

「品川歴史館」と江戸講座

品川歴史館で江戸期の品川展をやっていたので、ちょっと覗いてきた。300円だから仕方が無いけど実物よりも写真展みたいだった。それでも東京湾の写真に旧い地名と今の地形・地名が記されていると、知識が具体化するような嬉しさを感じた。

時代小説にも出てくる海晏寺や東海寺、妙国寺などの成り立ちも判って、品川が一層身近に感じるようになった。

翌日には徳川18代当主や増上寺執事のお話を聴く機会があり、江戸の雰囲気に浸った。江戸時代にはあった「家」の観念にはほとんど関心がなかった私だけれど、最近親が老いて、息子娘孫達がすべて実家を離れている現在、あらためて「家」とはどういうものか、守るべきものかというのが命題になってきている。

増上寺の昔の姿を聞くにつけ、焼けてしまったのが本当に悔やまれるなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月24日 (月)

「陽炎の辻2@NHK土曜時代劇 & 正月SP

「陽炎の辻」は今私の一押しドラマだ。先週から帰省していて、録画してはあるのだが、機械のことだからうまく行ってないかもしれないと不安だった。丁度高速バスの中で、ワンセグで最終回を見ようとしたが、高速は田舎道だから受信できなかったり、質が悪くて飛び飛びの画像だったりした。

帰宅すると真っ先に録画のチェック。やったね。上手く行っていた。悲劇を背負ってもなお爽やかに生きる若い剣士坂崎磐音の話の続編。私は録画を保存版にしている。繰り返し見るのに耐える作品だ。

私は原作を読んでいるので、脚本はうまくアレンジしているなと感心するのだが、原作を読んでいない視聴者もストーリーをちゃんと追えるのだろうか。きっと原作を読んで、細かな出来事を知れば、TVのドラマの感想がもっと深まるのじゃないかな。

現在進行形で出版されているシリーズものだから、どんどん次のテレビ化が可能というわけにはいかないけど、第二シリーズが出来て、正月3日には1時間半のスペシャル版が放送されるなんて、みんなこの番組を気に入っているんだね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月17日 (月)

「秀太郎が語る 上方歌舞伎」

去る15日、上方歌舞伎役者の片岡秀太郎とNHK葛西聖司アナウンサーの話を聴いてきた。「花道会」という歌舞伎好きな方々の集まりに外部から参加させてもらったのだが、ある種のテンションの高さがあり、演目やら役名やらがポンポン出てきて、私にはついていくのがやっとだったけど、楽しい集まりだった。

片岡秀太郎って、先の仁左衛門の次男で現仁左衛門(ex孝夫)の女形、愛之助の養親というくらいしか知らなくて、その人については何も聞いていなかったけど、結構意志の強い人のようだった。数少なくなった関西在住の役者として、上方らしい着物の着方や所作を守ろうとする姿は有難いことだ。しかし、それだけに悩みもあるようで、愛之助のために東京へ出す方が彼の為ではないかと迷ったということは、守るべき芸と親としての情のはざまだったのだろう。

それだけに、上方役者として若者を育てる任を得たことはとても喜ばしいことだったようで、その喜びの心が伝わってきた。東京の国立劇場で育てた若い歌舞伎役者の中から人気者が出現していることが上方歌舞伎でも期待できるのだろう。

弟が仁左衛門を継いださいのこころもちが率直に語られたのにはびっくりした。また、上方歌舞伎が衰微していた頃、子役として南座に来た江戸歌舞伎の人々に上方から唯一人参加して、吐きながらも台詞をぜんぶ言って引っ込んできた彼をぎゅっと抱きしめて褒めてくれた小川ひなさん(中村錦之助の母)の話には感動してつい涙を浮かべてしまった。

語っている時はちょっと硬派的で、父や現仁左衛門ともさすがに似ているなと思わせたけど、終わってにこやかに退出する彼は、私が知っているソフトな笑顔の秀太郎でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月13日 (木)

ふたたび「平成中村座」@浅草寺 - 隅田川後俤法界坊

今月も平成中村座に行ってきた。今月は『法界坊』、これはニューヨークでも公演されて好評だったそうで、関心はあったけど、お笑い系が苦手な私はちょっぴり躊躇があった。でも、楽しい公演だった。

色と慾につかれた破戒僧法界坊を演じる中村勘三郎が今月も大活躍。相愛あり、片思いあり、横恋慕ありの入り乱れが破綻して残酷な殺し合いになる。相愛に勘太郎と扇雀、片思いのまま殺される姫に七之助、殺された法界坊の恨みの霊が姫の霊と合体して現れるのはすこぶる現代的。美丈夫の橋之助が観音像をかざして霊を鎮めるという話。

歌舞伎役者ではない笹野高史が出ていて良い味を出している。TVで見た時には、彼の台詞だけが聴き取れなくて、やはり発声が違うんだなと一歩引いた気分だったが、今回は私の席が良かったこともあって、台詞の聞き取りには問題なかった。

勘三郎の法界坊がひっきりなしに喋る。台詞もあるが、観客対象のくすぐりも多い。最初は下世話な話に笑えなかった私だったが、勘太郎をいじったり、橋之助をいじったりするのにはつい微笑んでしまう。橋之助に来年第4子が出来ると聞いた時は信じてしまったよ。

言葉が溢れていたけれど、私としては法界坊が化けて出るほどの恨みの台詞を論理的に心に響くように聞きたかったというところかな。でも、とにかく、派手派手なエンディングまで観客を楽しませようとフル回転してくれた舞台だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 5日 (水)

榊原温泉@三重県

老母を連れて名古屋へ行き、身内の結婚式に出た翌日、榊原温泉へ行ってきた。名古屋駅から車で約1時間半、三重県津市の郊外にあり、充分近いのだがウィルコムは通じなかったのでネットが出来なかった。

イベントらしい案山子が並んだ道を行くと川そばに湯元榊原館があった。部屋ではせせらぎが聞こえた。施設はちょっと旧式だけど、充分のんびり出来る。温泉にはあまり行ったことない私だけど、毎回肌がすべすべになることに感激してしまう。もちろんここでも入浴後はすべすべになった肌をさすっているとつい微笑みが出てしまう。あまり知られているとは思えない榊原温泉は東海の人にとっては手ごろな温泉だろうな。宿泊代も高くなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »