「江戸里神楽」を観る
品川区の案内に「六行会ホール」で無料で江戸里神楽を見られるとあったので、九州から戻った翌日だったけど出掛けてきた。
神楽というと、私のイメージとしては、普通は一般人が祭りの時などに行うものなので、素人芝居くらいのレベルだろうということだった。
ところが、舞台が始まってすぐに驚かされた。動きの完成度が高いのだ。面をつけて鏡獅子のような衣装で、足の運びは能みたい、侍者は狂言のような軽さだ。実際それらの影響を受けて続いてきたものらしい。
パントマイムみたいな動きで台詞のない芝居だが、開幕前にほんの2-3の仕草の意味を教えてもらっただけで、ストーリーの流れにちゃんとついていける。
日本武尊命の面がキリリとした白い面で胸をときめかせるほどだ。通し狂言ではないが、焼津の野火やら伊吹山など、総てに日本武尊命が出てくるストーリーだった。
この六行会というのも、地元の6つの町が江戸時代に不作の時でも納税をこなせるように、一緒になって積み立て金をなしていた名残だという。品川の宿の古さをあらためて感じた。
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