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2009年3月14日 (土)

「ドライビング・ミス・デイジー」@民芸

池袋の芸術劇場で民芸の舞台を見てきた。

昔、アメリカ映画を観たと思う。思うというのは、内容を具体的に覚えていないからだ。いい映画だったという印象しか残っていない。今回前もってレンタルDVDで復習しておこうと思ったが、在庫がなかった。

とてもすっきりした舞台。左にユダヤ人老婦人の家の居間、右に単純化された車、中央にはライトが当たった時だけ老婦人の中年の息子のオフィスや自宅になる。

未亡人のミス・デイジーが70代になって車の運転に危険があるということで、息子が初老の黒人運転手を雇ってくれる。自立して暮らしたい老婦人と運転手の反発し合いながらも馴染んで友となってゆく20年間を時代拝見の人種差別などを背景にして描いてある。

老婦人デイジーに奈良岡朋子、運転手ホークに仲代達也、息子ブーリーに千葉茂則(好い声!)の3人だけ。とてもすっきりしている。

気になったのは、ユダヤ人のはずなのに教会では「アーメン」という声がする(アーメンってキリスト教の言葉と思っていた)とかクリスマスの集まりに出掛けたりすること。デイジーはさすがに文字が読めないホークへ読み書きの本をプレゼントするのに、「私はユダヤ教だからクリスマスプレゼントじゃない」とは言っていた。あと、ホークのおどけた態度に馴染めなかったな。もっと真面目で表面的に従順だから、時に発する言葉が真を得て強いんだと思っていたから。でも、奈良岡朋子も仲代達也も素晴らしい演技でトータル納得だったね。

特に奈良岡朋子が徐々に衰えてゆく老婦人の姿を鏡のように写していたのに驚いた。すごい女優だね。

端正な舞台を見たという印象だ。

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