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2009年4月 2日 (木)

「DOMANI、明日、陽はふたたび」@イタリア映画

イタリア中部ペルージャ近郊の小さな町の地震で始まる。揺れて、外へ避難して、電気が消えて、車の中や道端で夜明けを待つ人々。日本人はつい神戸の震災を思い出してしまうね。

やっと救援隊が来てもテント生活だ。半壊の家にもどんどん「仕様不可」と検定されていき、多くの人々が家へ戻れなくなる。

副町長は先頭に立って町の再建のために奔走するが、キャンピングカーに別の男性と老母を受容れて、不自由な暮らしだ。

バールの男性は副町長の反対を押し切って、半壊のバールを無料開放する。避難中の人々にはコーヒーを飲んでお喋りする場が必要なのだという。

政府の調査隊がやってきても、一般住宅よりまずは教会にある文化財フラ・アンジェリコの「受胎告知」の絵が先だ。余震が続く中、英国人の若い修復士は早速修復に熱中するが、子供を望んでいる妻との間にすきま風が吹く。

子ども達は案外元気で、精一杯その成長期を過ごしているが、きっと中国の地震のように子ども達が亡くなったというようなことがないからだろう。

それぞれの人物達の変化が描かれる。英国人修復士は妻とうまくいかず、容姿の問題で失恋の続いていた女性教師と惹かれあう。余震で怪我をするが、多分二人の恋はうまくいくだろう。

副町長の妻は同居した男性が老母を介護していることに同情してゆく。それを見た下の息子は不安になって母に当たる。相談に乗った女性教師のアドバイスがうまい。「大人も恋をすることがあるのよ。お母さんも苦しんでいるの。黙っていた方がいいわ」流石イタリア人だと思ったが、ついに父親にそのことを喋ってしまった時、父親が「彼は同性愛なんだよ」と語ってきかせる。これも驚き、やっぱりイタリア人だなという感想だ(^^;)

上の息子は小銭を盗んだりするやんちゃだけど、惚けてきている同居の老女にだんだん優しくなる。彼女の世話をするようになる。こういうエピソードはいいね。

この町はサラミ工場で有名らしく、工場オーナーの娘と貧しい家の女の子は、いつも双子のように仲良く一緒にいた。しかし僅かの時間でも成長してゆく。男の子の存在が二人をそれぞれ別の道へ進ませることになった。

女性監督のインタビューも入っていて、彼女は人生における変化のドラマだと語っていた。地震で引き起こされる変化は悪いものもあれば、肯定できるものもある。人生で最悪なことは何も変化が起きないことだと。・・・(^^;)

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