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2009年4月15日 (水)

「タイム・スクープ・ハンター」@NHK

最初見た時にはBBCの番組みたいだと思った。

時空を飛んで取材するジャーナリスト(要潤)という設定はNHKとしては画期的だと思ったけど、江戸時代の忍者に密着取材というのは無理があり過ぎる。単なるインタビューくらいなら可能かなと思えるけどね。きっと当時の日本人なら、質問攻めにしてるだろうな。

当時の知識を得るというだけなら、面白いと言えるんだけど、見ているといろいろ納得いかない面が出てきた。新月の真夜中に図面を盗みに屋敷に忍び入る。一人が入った後、塀の外に僧侶の格好で見張りに立っていると、酔っ払いがやってきて絡む。そんなことあったかな。星明りがあったとしても、新月じゃ結構暗いよ。酔っ払いが真夜中道を歩いていたとしても、不審な人間に不安になることはあっても、すぐ僧侶と判ってからむかなぁ。

それに、図面を盗んで外へ出てきた忍者を追って、屋敷の中から侍が二人出てくる。その二人が闇夜だろうに、相手をそれほど苦労しないでちゃんと襲えるのが不思議だ。第二弾で屋敷から出てきた侍達が灯りを持ってないのは「ありえねー」って感じだな。

そういうところがBBCものと違ってずっこけだ。

先週は同心だった。江戸文化好きな私には興味深い。でもね、どんな極秘手段があるとしても、歴史上の人物と接触がこんなに可能とはあり得ないよ。どうにかして接触を最小限にしようという努力の方が現実性があって観ていても納得できるよな。同心の夜の見回りに同行する。酔っ払いにジャーナリストが不審を催させないなんて、ありえねぇー!

ましてや、賭場の手入れに同行取材?捕まえた客が江戸者なのに、上州の者だと騙された同心。ありえねー!言葉を軽視しないで欲しいよな。

踏み込んで逮捕したものお、いかさまの証拠がない。そこでジャーナリストが記録した録画で証拠を示すなんて、もうハチャメチャ。

今週は「医僧」16世紀後半、有力な武士に派遣されて、戦場で怪我人の手当てをする救急救命士みたいなものだって。それにしても『特殊な交渉方法』って何だよ。ずっとこれで行くつもりかい?

眼に矢をいられた近習の治療中、患者が気を失って当分眼を覚まさないだろうからと、割り込んだ家老の治療をするのって、妙じゃない?気絶している時にこそ、麻酔のない時代には矢を抜く治療は進め易いんだろうにな。

どの時代の人間も現代日本語を喋る。それに違和感を持たない製作者なのだろうか。

で、だんだん判ってきた。ドラマの現実性ってそれほど配慮されてないらしい。その時のテーマの知識を案内すればそれでよい番組らしい。私としてはあちこち違和感残るけどなぁ。突っ込みどころ満載だもん。知識だけ正確なら良しとするのなら、こんなドラマを作らないで、講義式にでもして欲しい。その方か私としては素直に頭に入るというものだ。

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