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2009年7月

2009年7月26日 (日)

「つばさ」の弟@NHK

NHKの朝の連続ドラマ「つばさ」は、CMで可愛さを実感していた女の子を主役において始まった。CMでは本当に可愛いと思っていたが、実際ドラマが始まってみると、演技が出来ない分、素が出てしまい、それほどの美少女ではない部分が目についてしまう。慣れてくるときっと愛らしく見せたり、美しく見せたりする演技が出来るようになるのだろうが、今のような半素人の時は、監督やカメラの指導でもっと好感度を上げられるだろうにと、痛々しく感じる。

で、このドラマで弟役をしている富浦智嗣(とみうらさとし)が、とても目を惹く。弟キャラとでもいうのだろうか。かすれた声で女の子かと思わせる穏やかな喋り方だが、心優しさが出ている。

メモするのを忘れたからどの番組だったか忘れたけど、民放のドラマに出てきた弟も同じような優しいキャラで、今はやりの弟キャラなのだろうかと感じた。

こんな弟がいたら嬉しいだろうなと思わせる富浦くん、来週はストーリーに大きくからんでくるらしい。ちょっと楽しみ。

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2009年7月22日 (水)

七月大歌舞伎「天守物語」&「夏祭浪花鑑」

坂東玉三郎の「天守物語」を見たくてチケットを入手したのだけれど、なんと一般発売初日だったのに、2階席しかとれなかった。人気あるんだね。

今月は市川海老蔵が大活躍のプログラムだ。夜の部でみても、「夏祭浪花鑑」では主役の団七で、義父殺しの長い舞台がある。「天守物語」だとて、玉三郎の相手で長台詞で愛を語らなければならない。

海老蔵の団七と獅童の徳兵衛を見てると、若いなと思う。一般的な意味で獅童の方が決まっている。海老蔵は台詞も演技もちゃんとしているんだけど、訴えてくるものがない。大阪の若者の熱が伝わってこない。観客も乗ってないのがわかった。型は決まってかっこいいんだけどね。

一方「天守物語」は台詞劇、しかし型がしっかりしていて、選ばれた言葉が観客の心に印象を深めるから、海老蔵にはこちらの方が向いている。玉三郎のリードだから安心して見られる。舞台装置は2年前より簡素化されていたみたいだけど、充分楽しませてくれた。

歌舞伎座でカーテンコールがあったのにはびっくり。でも、玉三郎と海老蔵、それに我当だけが慎ましやかに頭を下げる様子は、歌舞伎の枠をはみ出してはいなかったと言えるかな。

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2009年7月19日 (日)

片岡仁左衛門@眠狂四郎シリーズ

実家に一週間滞在して、時代劇チャンネルの「眠狂四郎円月殺法」の終わりごろ数本と「眠狂四郎無頼控」の最初の数本を見た。

尖った肩という表現にびったりの仁左衛門の狂四郎だ。ハーフには見えないけど、孤高の剣士の雰囲気は惚れ惚れしちゃう。こういうシリーズをたっぷり見たいなと思うのだけど、案外短く終わった。

今回の「無頼控」を見ていて思いだした。黒ミサとか性的なシーンが多くて、私はちょっと目を逸らしてしまう。仁左衛門はこういうのが嫌でこのシリーズを続けなかったという噂を聞いたっけ。残念だけど、柴田錬三郎の原作がそのものズバリだから、映像化で避けて通るわけにはいかないだろう。若い頃初めて原作を読んだ時、大人はこういうものを読むんだなと妙に納得したものだったけど、結局慣れることが出来なかったな。

市川雷蔵や田村正和の眠狂四郎も見たことがある。どれも悪くなかったけど、私にはやはり片岡仁左衛門(当時は片岡孝夫)の狂四郎の姿が一番馴染めるな。

当時のヒーローなんだね。ニヒリスティックに人々から距離をとっているけど、どこか熱いものがあって、弱い人を救うべく剣をふるってしまう。姿がいいから、今の時代に見ても人気がある。

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2009年7月16日 (木)

さまざまな「銭形平次」 : 大川橋蔵・風間杜夫・北大路欣也

先月の時代劇チャンネル「銭形平次」は風間杜夫だった。まだ若くて、驚くほど決まっていた。私は長い間大川橋蔵のTV「銭形平次」を見ていたので、他の平次役には違和感を持つだろうと思っていたのに、すんなり入れたことにびっくりした。風間杜夫って、それまで現代劇の役者だと思っていたけど、けっこう時代劇の所作も決まっていて、上手い役者なんだなとわかった。大川橋蔵のようには長く続かなかったのはすこし残念だけど、仕方ないかな。

今月も「銭形平次」をやっているが、北大路欣也だ。これがまた良い。今は大物の感があるけど、この時はまだ若い。彼の「子連れ狼」も好きな作品だが、この「銭形平次」も悪くない。大きな目鼻立ちが華やかで、いかにも時代劇スターの端正なイメージだ。東映時代劇で鍛えた演技にほれぼれして見とれてしまう。

大川橋蔵の前に長谷川一夫の「銭形平次」があったんだよね。どこかで見たことあるかもしれないけど、あまり記憶にない。でも、姿は良かったように思う。

考えてみると、銭形平次ってすごい時代劇ヒーローなんだね。今後若い人でかっこよく演じることの出来る役者は出てくるのだろうか。

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2009年7月 3日 (金)

「ド・ラ・キ・ュ・ラ」@テアトル・エコー

恵比寿にあるテアトル・エコーの公演「ド・ラ・キ・ュheartラ」に行ってきた。それほど期待していなかったけど、私の好きなラブ・コメディーで、ちょっとペーソスも効いていて、見終わったあと嬉しい気分で劇場をあとにすることが出来た。

舞台はロンドン、13年前、駆け落ちしてドーバー海峡を越えようとした若者が銃弾に倒れた。

ルーマニアからやってきたバンパイヤ達、その中には怪物君や狼男、子泣き爺(熊倉一雄)もいるという設定。自分達の復活の為に最適な遺体を獲得したが、その青年は仲々うまくバンパイアになれない。彼は生きていた当時の記憶がなく、近隣の貴族の少女を狙うように唆されるが、13歳の少女の哀しみに寄り添い、母親の貴婦人に惹かれる。

最後には自分の素性と運命を思い出し、バンパイヤとなって結ばれるというハッピーエンドだった。

バンパイアの中に和ものの妖怪が入っても破綻しないのは流石だ。まず私の好みからいくと、主人公をやった川本克彦の好感度の高さがこの作品の好感度を上げている。あとバンパイア兄妹の台詞の確かさかな。今回神父役も好かったよ。

若い役者はそれぞれ素晴らしいんだけど、熊倉一雄の存在感ってすごい!すごくて違和感がないのがもっとすごい!

私は基本的にお笑い系が苦手。その私が違和感ないというのだから、よく出来た芝居だったと言えるね。

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