« 文楽「伊賀越道中双六」@国立劇場 | トップページ | ドラマスペシャル「白洲次郎」@NHK »

2009年9月21日 (月)

「官僚たちの夏」@TBS

昨日終わったTBSのテレビドラマ「官僚たちの夏」は城山三郎の原作を基にしている。長年の自民党政権が倒れ、官僚批判を声高にしてきた民主党へと政権が移動するこの時のドラマ化は、それなりに意味があると思われる。

珍しくこの「日曜劇場」をずっと欠かさず見た。私はこのドラマの時代の通産省は知らない。でも、勤めていた仕事の関連で、後の世代の通産官僚をすこし見ていたから、ちょっと興味があったと言える。

勉強不足の大臣を手玉にとる官僚という悪いイメージのある人々だが、このドラマの時代は敗戦後必死に弱小企業を手助けし、鼓舞し、日本のため、日本人のためと働いてきた通産省の役人達の、ある意味命をかけた戦いと政治家に振り回される様を描いたものだ。功罪いろいろあるだろうが、私腹を肥やす為でなく、国家のため、国民のため、日本企業のために働いた、戦った人々がいたということだね。

正義一色ではないよ。次官を巡って派閥はあるし、今だから言える、貿易自由化推進論と国内産業保護主義との対立、石炭産業や繊維産業は随分と政治に利用されたのだなと感慨深いものがある。

最後のエンディングに現れる東京という街の様変わりのフィルムがとても興味をひいた。戦後の焼け跡から復興してビルが建ち、日本橋の上に高速道路が架けられ、新宿副都心が林立していく様子が映った。これって保存版だね。

|

« 文楽「伊賀越道中双六」@国立劇場 | トップページ | ドラマスペシャル「白洲次郎」@NHK »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212566/46273695

この記事へのトラックバック一覧です: 「官僚たちの夏」@TBS:

« 文楽「伊賀越道中双六」@国立劇場 | トップページ | ドラマスペシャル「白洲次郎」@NHK »