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2009年12月 4日 (金)

「不毛地帯」@フジテレビ

山崎豊子ってビッグネームだよね。私は生憎一冊も読んだことがない。それでTV化されたものを見て、簡単に理解しようなどと姑息に考えた。

唐沢寿明演じる壱岐正は、陸軍参謀として作戦を立て、敗戦に当たっては関東軍の武装解除を命令する為に満州へ赴く。自らを律して生きる彼は、シベリア抑留を生き延び、帰国する。家族を大切に暮らそうと商社に入るが、結局自衛隊の戦闘機輸入に関してスキャンダルに巻き込まれ、死者まで出してしまう。

本人は真面目に正義を求めて進んでいるようでいながら、現実には政治を含めた力のバランスを渡り歩く。オイルショック時の対応でも、自動車産業開放にしても、正しいと信じた道を進もうとする壱岐正なのに、彼に同調して見ることができない。熱血漢ではなく、どうしても作戦参謀というか、謀(はかりごと)の人なんだね。

それでも、ずっと見てきたが、今日、彼の妻(私のお気に入り和久井映見)が交通事故で死んでしまってがっかりした。壱岐正は陸軍の故上官の娘とお互い惹かれているらしい。その娘は陶芸家として自立していて、壱岐を諦めて結婚を決めようとしていたが、どうやら来週の回では、妻の死を知って婚約を解消するらしい。Wikipediaのあらすじによると、ニューヨーク支社長になった壱岐を追って渡米し、関係を結ぶという。

妻の死は、その女性の存在に不安をもつ妻と、態度をはっきりさせなかった夫の行き違いの結果としての事故死だった。

私としては、「これはないよ」という感じ。こんなドラマは受け容れられない!

というわけで、もう来週からは見ないことにする。

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