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2010年2月26日 (金)

映画“IO SONO MIA” – 原作ダチア・マライーニ

大昔にTVをビデオ録画したが、イタリア語の原題だけメモしていて、日本語の題名は不明だった。ネットで調べてみたら『女教師ベニーナの性』というらしい。これじゃ正確じゃないね。『私は私のもの』、つまり、妻は夫のものじゃないよという女性自立の映画だ。

VTRBD/DVDに焼き直そうとしてHDDに録ってみた。当時は興味深いストーリーだと思ったけど、今見るとちょっと古いかな。男のアナクロが滑稽だ。ここにメモって録画自体は廃棄処分にする。

原作者Dacia Marainiは父親がFosco Marainiで、戦前日本で強制収容所にいたことがあるとか。Alberto Moraviaと暮らしていた女性作家として聞いたことがあった。

Vanina(ステファニア・サンドレッリ)はローマの小学校教師で、新婚の夫Giacintoと一緒にイタリア式バカンスで南の島に来ていた。そこはイタリアだけでなく、フランスやドイツの金持ち女性達がやってきて、地元の青年と一夏のアバンチュールを楽しむような避暑地だった。夫は地元のSancinoと友達になり、夏の海を満喫。妻のVaninaは家にいる時のように家事に忙しいが、夫は妻とはそうしたもので、夫に従うものだと考えている。

VaninaSancinoの弟で初心な少年Orioに心癒され、ついに親しくなる。夫に話すが、彼は妻の心を理解しようとせず、許すから以前のように従順になれと求めるのみである。Vaninaは、脚が悪くて一人で療養にきているSunaと知り合い、女性の自立を考えるようになるが、Suna自身は裕福な親に財政的に支援され、愛するSanciniの心を得られず、親からも理解されず、ついに海に身を投げてしまう。

夏休みも終わって、強引な夫のために妊娠したVaninaは、考えた末に身一つになって夫と別れて独立した暮らしを始める。

まぁ時代を映していたとしても、当時の男性の描き方は「えげつない」よ。多分これは女性原作者の考えなんだろうね。Stefania Sandrelliはとても素敵。しかし、今の女性は、日本ですらこんなに従順ではないよね。それとも、愛を求める気持ちが心弱くするのは時代を選ばないのだろうか。

しかし、男女の問題はお互いの問題だと思う。男が女を尊んでも、女がちゃんと自立した考えを持たなければ関係は変わらない。

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