« 映画「LA MACCHINA AMMAZZACATTIVI」(殺人カメラ) | トップページ | NHKドラマ「御宿かわせみ」第三章再放送 »

2010年3月 7日 (日)

「龍馬伝@NHK」に乗れない

私は坂本龍馬について、あまりよく知らない。というか、大体のことは知っていたつもりだったが、NHKの「龍馬伝」を見始めてから、知らないことが多いと思った。

岩崎弥太郎とそれほど近しかったとも知らなかったし、土佐藩の上士・下士の差別があれほどえげつないとは信じられないほどだ。本当なのだろうか。人間が生きていれば、そんな差別が200年も続くなんて、納得出来ない。

坂本龍馬は、偉業を成した人だと位置づけられているけれど、どうも親しみを感じなかったのだが、好感をもっている福山雅治が龍馬をやるというので、今回ちょっと期待して見始めた。その割には見ていて楽しくないんだよね。

それでも、先週の琢磨を逃がしてやるエピソードは感動した。あれは事実だろうか。もし、琢磨が長寿を全うしたことまでが本当だとしたら、坂本龍馬って素敵な人物だと思う。

今週の龍馬はどうもいけない。今まで女性たちの間をのらりくらりで、どこにも真実を感じさせなかったのに、今日はあたかも昔から純愛みたいに加尾(広末涼子)一筋だ。どうも乗れないなぁと感じていたら、その加尾が、「自分の意志で龍馬と別れて京の宮仕えをする」という。どこが『自分の意志』なのさ。兄の腹を切るという訴えは、全然真実味がない。見ていて明らかに狂言じゃないか。そんなのに騙されるなんて、彼女の龍馬に対する愛がさほど深くはなかったのだと思えてしまった。

兄に「腹を切るなら切ってください。一人では死なせません」くらい言ってやればいいのだ。これでは誑かされた女の愚かさしか見えてこないじゃないか。脚本家に文句言いたい気分だけど、もしかして若い観客にはこれでいいのかな。こういう場面に不満を持つのは、いろいろ見てきた私の歳のせいかしら。(^^;)

龍馬に「貴方は一人で大事を成せる人です」というようなことを言っていたが、何時そんなことを考えたのさ。とってつけたような台詞というのは、このことじゃないの。

加尾が龍馬にとって初恋の人だったとしても、こんなエピソードが本当にあったのかなぁ。私が広末涼子を素敵だと思ってないから、このような感想になっちゃったのかなと、ちょっと反省。

|

« 映画「LA MACCHINA AMMAZZACATTIVI」(殺人カメラ) | トップページ | NHKドラマ「御宿かわせみ」第三章再放送 »

映画・テレビ」カテゴリの記事