« 中村錦之助「身替り座禅」@国立劇場 | トップページ | 「時苦想パズル」@テアトル・エコー »

2010年7月19日 (月)

NHK時代劇「まっつぐ!」鎌倉河岸捕物控

全13回のうち10回が終わってしまった。私の好きな「陽炎の辻」と同じ佐伯泰英原作というので、かなり期待して見始めたが、初回は青春群像劇かと思うほどヒーローが見えなかった。原作本を読んだという友達にネタバレして貰って、政次というのが主役だとわかった。小振りなヒーローで、顔は悪くないけど、目線が弱く、思い浮かべると下を向いた表情しか出てこない。時代劇というより演技そのものに慣れていないのか動きにシャープさがない。どこからこの若者をもってきたのかなと思って、ネットで検索したら、橘慶太というのは人気のあるミュージシャンらしいね。でもさぁ、主役としての押し出しが弱いよ。きっと回を重ねれば少しは良くなるかもしれないけど、こういう若者を用いた監督がもっと鍛えなくちゃいけないよね。

一方、しほ役の可愛い女優柳生みゆは仲々素敵だ。まず目線が安定している。時代劇でよく見るわけでもないのに、演技がとても自然で驚いた。これも検索してみると、芸暦が長い。長ければ演技が上手くなるわけではないだろうから、きっと本人の感性の良さというのもあるのだろうね。

そして、前回の分。それまでも、捕物の手下の一人、常丸というのは、発声から演技所作に至るまで他の若者とはまったく違っていて、本格的役者だとすぐ分かった。歌舞伎の人だろうと思ったのに、嘉島典俊とあって、知らない名前だった。市川も中村もついていないのが不思議だった。一昨日に見た回に、この常丸が役者の台詞や見得をまねたような場面があって、これは間違いなくお芝居の人だと確信して、もう一度検索をかけてみた。なんと!嘉島典俊って、チビ玉が大人に成った姿だったのね。片桐光洋という名前までは記憶にあったけど、現在の名前は知らなかったなぁ。流石だよ。彼がいるだけで、この芝居が時代劇らしくなっている。

「陽炎の辻」と違って、録画を保存していない。でも、あと残り3回、しっかり見るつもりだ。

|

« 中村錦之助「身替り座禅」@国立劇場 | トップページ | 「時苦想パズル」@テアトル・エコー »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 中村錦之助「身替り座禅」@国立劇場 | トップページ | 「時苦想パズル」@テアトル・エコー »