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2010年9月

2010年9月29日 (水)

NHK朝ドラ「ゲゲゲの女房」から「てっぱん」へ

ふと気付いてみたら、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」を最後まで見ていた。最近は途中で投げ出すことが多かったから、珍しいことだ。新聞にも視聴率が良かったと書いてあった。松下奈緒に好感をもっていたし、向井理も感じ良さそうだったから見始めたけど、途中から向井理って、どうにも温かみのない人に見えるなとガッカリした。しかし、ご本人がドキュメンタリーに出てきても、それほど奥さんに温かみを示したりしない人だったから、この配役で良かったのかも知れないね。

どういうところが良かったって、特にあげるところはない。(^^;)

で、今週から始まった尾道を舞台にした「てっぱん」、仲々楽しそうな出だしだ。なんと言っても、主役の女の子瀧本美織の率直さ、爽やかさが良いね。捨てられたトランペットを拾おうと2度も岸から海へダイビング。その思いっきりの良さが素晴らしい。これからが楽しみだ。

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2010年9月21日 (火)

「カルメン・マキとあの時代」@朝日新聞

朝日新聞の土曜日版に昔の歌とそのエピソードが紹介されている。先週は「時には母のない子のように」だった。

歌詞が書いてあったので、試しに歌ってみたら、私にも全部歌えた。当時よく耳にしたものね。

読んでいたら、カルメン・マキがハーフだと書いてあった。知らなかった。エキゾチックな顔立ちだとは思っていたけど、日本人にもこんな人いるんだね、くらいだった。

彼女が「天井桟敷」という劇団に入った時の面接が寺山修司夫妻に大きなインパクトを与えた様子が書かれていた。

寺山修司、ビッグネームだね。「書を捨てよ町に出よう」のキャッチフレーズは、電車の吊広告で見て、かっこいいなぁと思った記憶がある。これが舞台のタイトルだったとは今回初めて知った。

結局、行動よりも読書や鑑賞の生活スタイルを選んだ私だったが、天井桟敷も東京キッドブラザースも見に行かなかった。「母のない子のように」ってことは「母がいる子」なんだと気付いてから、この歌も心から消えて行った。

今もライブハウスで黒人霊歌などとともにこの歌を歌っているというカルメン・マキの姿は、明るくさっぱりしていた。

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「龍馬伝」@NHK大河ドラマ

日曜のドラマでは、薩長同盟を成し、寺田屋事件を逃れて、お龍と薩摩へ逃避行兼新婚旅行中の坂本龍馬。真木洋子の強い視線がいいね。

私には坂本龍馬人気の高さが不思議だったが、福山雅治が好きだから、期待を持って最初から見ている。でも、最初の頃は、土佐藩の上士と下士の差が酷くて、目も当てられない感じだった。まったく差別だ。あんな醜い差別が260年間の平和の中で続いたなんて、土佐ってどんな土地柄なんだと思った。

私の高知に対するイメージは、太平洋に臨む土地で、勇壮で明るくて、進取自由な気質の人々の土地というものだった。ところが、今回のドラマでは陰湿な差別と暴力の土地だ。現地の人々はあれじゃあ恥ずかしいだろうなと思わせられたよ。

ずっと不思議でしかたがなかったけれど、ちょっと前に京都見廻組と新撰組の関係が描かれた時も、信じがたいような態度が描かれていて、あぁこれは脚本家が原因なのだとやっと思い至った。

私が住むところに近い立会川でも、あからさまに龍馬伝に便乗したような風潮がみられる。なんだか何もかも不思議な現象を見る思いだ。

もうすぐだね。悲劇で終わる青年の夢って見るのつらいよな。

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2010年9月19日 (日)

文楽公演@国立劇場

昨日の夜の部を見てきた。

「勢州阿漕浦(せいしゅうあこぎがうら)」と「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」ほぼ満席。中高年が多いのは当然として、男性客の多さが目に付いた。定年退職者たちだろうか。

熱心な大向こうが居て、歌舞伎みたいに盛んに声をかける。以前はほとんど聞かなかったことで、自然というよりは、意図的に文楽をこういうものにしていこうという人達がいるらしいと感じた。

観客も熱心なだけでなく、反応が一斉に起こる。なんというか、どっと笑うんだけど、従順で素朴なまでに率直な笑い声で、なんだか観劇というよりは、まるでレクチャーでも聴いてる人達みたいだ。これはどこから来るんだろうと思っていたら、多くの方々の耳から下がるコード、イアホンガイドだね。観劇の傾向に変化があるのかもしれない。

まぁ、私は大阪のベタな笑いが苦手で、桂川の義兵衛と長吉の掛け合いなどは笑えない。また、平板な展開のところではつい舟を漕いでしまい、「平治住家の段」前半でも、住太夫の語りなのに居眠りしてしまった。トホホ

でも、見せ場の後半や、桂川のしっとりとした場面などはしっかり楽しんだ。蓑助の娘お半は可愛らしくもちょっと色気もあって、さすが。勘十郎の長右衛門は、じっと座っている時でもちょっと品があって、妻を慈しみながらもつい若い娘に手を出してしまった壮年の男がよく出ていたと思った。

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2010年9月 6日 (月)

「日本美術のヴィーナス」展@出光美術館

おもしろそうだなと思っていたら、新聞評が良かったので、昨日出かけてきた。もうすぐ終わりという日曜日なので、相当な混雑を覚悟していたら、思いの外ゆったりと見ることが出来た。

確かに、普賢菩薩に見立てた美人画などは、納得だけど、それ以外はさほどのインパクトもなく、ひたすら美人が描かれていた。本当に「美人」だったよ。浮世絵師の肉筆画もさることながら、鏑木清方から上村荘園にいたる日本画の美人の伝統は素敵だ。でもね、私の好きな葛飾北斎の「酔余美人」がないのが残念だった。北斎の作品では、「月下歩行美人図」だけが出ていた。画集を見ると月の色がずいぶんと違っていたので買うのは諦めたけど、好感度の高い美術展だったと思う。

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