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2010年9月21日 (火)

「龍馬伝」@NHK大河ドラマ

日曜のドラマでは、薩長同盟を成し、寺田屋事件を逃れて、お龍と薩摩へ逃避行兼新婚旅行中の坂本龍馬。真木洋子の強い視線がいいね。

私には坂本龍馬人気の高さが不思議だったが、福山雅治が好きだから、期待を持って最初から見ている。でも、最初の頃は、土佐藩の上士と下士の差が酷くて、目も当てられない感じだった。まったく差別だ。あんな醜い差別が260年間の平和の中で続いたなんて、土佐ってどんな土地柄なんだと思った。

私の高知に対するイメージは、太平洋に臨む土地で、勇壮で明るくて、進取自由な気質の人々の土地というものだった。ところが、今回のドラマでは陰湿な差別と暴力の土地だ。現地の人々はあれじゃあ恥ずかしいだろうなと思わせられたよ。

ずっと不思議でしかたがなかったけれど、ちょっと前に京都見廻組と新撰組の関係が描かれた時も、信じがたいような態度が描かれていて、あぁこれは脚本家が原因なのだとやっと思い至った。

私が住むところに近い立会川でも、あからさまに龍馬伝に便乗したような風潮がみられる。なんだか何もかも不思議な現象を見る思いだ。

もうすぐだね。悲劇で終わる青年の夢って見るのつらいよな。

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コメント

土佐の弁護をすると、土地柄は関係ありませんよ。あれは後からやって来た山内家の家臣と元から居た長宗我部家の家臣との問題ですから。

誇張されているのかもしれませんが、支配者と被支配者ですから当然差別はあったのでしょう。公然とイジメが出来るのなら、案外人というのはああいうものかもしれません。世界を見渡せば千年以上も差別が続いている国もありますし...

高知に対するイメージは誤りではないと思いますよ。幕末、あれだけの人材が出てきた事こそ土地柄じゃないでしょうか。

さて、真木洋子に関しては同じ感想です(^^
幼さがなく、厳しい時代を生きているって感じがいいのかな。

だんだん視聴率が下がっていっているようで残念ですけど最後まで楽しみたいと思います。

投稿: ありおー | 2010年10月 1日 (金) 21時49分

ようこそ、ありおーさん。コメント有難うございます。

そうなんですよね。山内は長宗我部の激しい抵抗を圧して土佐を治めたので、遺恨が続いたということでしょうけど、260年の平安の年月を経てなお、あのドラマで見るようなあからさまで酷い差別を行なえる人々って怖いなと感じさせました。そして、今ではやっぱり、脚本家の偏見があるんじゃないかと疑っています。(^^;)

佐賀にある化け猫の遺恨ストーリーは同じような戦いの結果でしょう。でも、現実の差別としては残っていないように感じます。熊本の細川は加藤と戦っていないのかもしれないけど、260年を経ても熊本と言えば加藤清正というイメージが残ることを細川が認めたのだろうと想像すると嬉しくなります。

あれやこれや考えながら、毎週日曜日の夜にチャンネルを合わせています。

投稿: KAY | 2010年10月 1日 (金) 23時18分

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