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2011年7月

2011年7月31日 (日)

「三銃士」@帝劇

夏です。山口祐一郎大好きな友達が今年も上京してきた。今回は「三銃士」、ダルタニャンを井上芳雄、悪役リシュリュー卿を山口祐一郎。ストーリーは、NHKの三谷幸喜の「三銃士」を見ていたから、分かっているつもりだった。でも、ダルダニャンが惹かれたコンスタンツが殺されちゃったのにはびっくり。そういえば、NHKも時間変更になった後は見てなかったなぁ。

第一の驚きは、井上芳雄がすごくうまくなっていたこと。まぁ、完璧とは言わないけれど、演技らしくなっていて、人間これだけ上達する姿を見れるなんて感動だと思ったよ。

山口祐一郎が楽しそうに悪を演じていた。そして、ロシュフォール役の吉野圭吾やミレディ役の瀬奈じゅんが、セクシーでシャープな動きで魅了した。

カタログだけでなく、いろいろな関連グッズを購入するのもファンの楽しみだろうね。今年は東北大震災救援募金箱を持って出演者が出口手前に並んでくれたので、わずかばかりを入れたら、びっくりするくらいニッコリ笑いかけてくれて、大いに恐縮した。

楽しかったよ。

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2011年7月10日 (日)

映画「小川の辺(ほとり)」

私の作品評は、ほとんど<ネタバレ>です。

藤沢周平作品の映画化で、時代劇というので、行きたいと思っていたが、彼の作品は必ずしもハッピーエンドとは限らないので、ちょっと不安の中、映画館へ入った。

海坂藩の藩士である朔之助(東山紀之)は主命を受けて、主君に諫言して脱藩した佐久間(片岡愛之助)を討つべく、関東行徳への旅に出る。静かな佇まいの武士達、特に東山が感情を押し殺したような端正な立ち居振る舞いを示すが、まだ若いのかな、生きている人間の余白がまだないように感じた。

佐久間に同行している妻は朔之助の妹田鶴(菊地凛子)である。兄妹と共に育った小者の新蔵(勝地涼)が朔之助に願い出て従ってきた。気の強い妹に心優しく接していた少年新蔵の想いが伝わってくる勝地の健気さが心にしみる。

行徳で新蔵は佐久間夫婦を探し出し、田鶴の不在の時を見計らって朔之助を小川の辺に隠れ住む佐久間の元へ案内する。剣に秀でた二人の殺陣は、よく出来ていたよ。朔之助は佐久間を倒す。そこへ戻ってきた田鶴。迷わず兄に剣を振るって向かってくる妹。必死の妹に手こずるが、兄は妹の剣を叩き落す。泣き崩れる妹、その時、新蔵は思わず刀の鯉口を切っていた。新蔵の想いを知る朔之助は、新蔵を田鶴に残して、一人海阪へ戻ってゆく。

妹の夫を主命で討つなんて悲劇は観たいと思わないけど、藤沢周平はそれだけでは済まないだろうと期待していた。まぁまぁだね。ハッピーエンドではないけれど、救いのある結末だったもの。

東山紀之の武士はジャニーズとしてはよく似合う。もっと若かった頃、連ドラ時代劇をやって欲しいと思ったこともあったけど、彼は時代劇嫌いかと思っていた。年齢を重ねて時代劇を受け入れたのかな。姿はしっとりくるけど、まだ人間像の豊かさは十分じゃない。情を表現するのにはまだ時代劇に馴染んでいないということかしら。

この作品では勝地涼のひたむきさが救いだね。菊地凛子は時代劇的ではないけれど、がむしゃらな妹というイメージ表現には成功していたと思う。あの二人がこれからをどのように生きてゆくのかと思うと、それもまた藤沢周平の世界かなと思う。

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2011年7月 3日 (日)

寺脇康文 タレント

大好きなTVドラマの一つは「相棒」、それも(亀山)薫ちゃんの出るシリーズが大のお気に入り。寺脇康文が水谷豊を尊敬していて、それで立ち上がった番組だと聞いている。二人のキャラクターの絡みが絶妙で、脚本がハードボイルドだと最高の番組になる。それが、2年前くらいに突然彼が降板して、びっくり。「ありえねぇ~!」だった。今も続く「相棒」を見てるけど、やっぱり薫ちゃんが出た頃の方が面白かったと思う。

降板の理由についてはいろいろ言われているけど、素直に50歳を前にして、あのキャラクターを続けるのが難しくなったということで私は納得している。

で、私が今回言いたいことなのだけど、NHK朝ドラ「おひさま」に主役の父親役で出てきた時には、驚いた。戦前の穏やかだが凛とした父親像が意外としっくりくるのに又驚いた。そしてもうひとつ、帝劇で、「風とともに去りぬ」のレット・バトラーをやっていると聞いてぼう然としたね。多分悪くないイメージだろう。そうか、そういう役をやれる人が「薫ちゃん」のイメージを守ってくれていたのかと悟った気分だった。

時は流れる、だね。そういえば、もう昔昔なんだけど、私が初めて寺脇康文を意識したのは、どこかの連続ドラマだった。主役が入り込むお金持ちの家族の中で、ひとり捻くれた末っ子の若者をやっていた。危険なくらい捻くれてたので印象が強かったんだけど、彼のWikiを見ても番組名が出てないみたいだなl。

海外から戻ってきた友達が、タレントが歳をとっているのを見て、過ぎ去った年月を思い知ると言っていた。あの若者が、中年の父親役をうまく演じるのを見て、私にも同じ年月が過ぎたことに思い至って、しんみりしちゃた。(^^;)

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