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2011年10月17日 (月)

映画「はやぶさ」by20世紀FOX

宇宙探査機「はやぶさ」の帰還は、今も私の心に美しい映像とともに残っている。特に最後の燃え尽きる姿と、放たれたカプセルが一直線に飛行を続ける映像は、時々見直しては感動をあらたにしている。

映画になったと聞いた時は、見たいと素直に思った。でも、新聞でもTVでもその開発の情況は語り尽くされ、読み尽くされているので、どのように2時間の構成をするのだろうかとちょっと不安だった。誰かスタッフの恋愛などが絡められていたらうんざりだなとも感じていた。

全く違っていた。いや、フィーチャーされたエピソードがあったというのは思った通りだったが、恋愛ものではなかった。貧しき宇宙工学学徒の竹内結子が、広報のアルバイトに雇われて、自分の博士論文作成に迷いながらも「はやぶさ」の打ち上げからイトカワへの着陸、トラブルを経ての帰還までを広報しながら育っていくストーリーになっていた。

期待したような、「はやぶさ」の擬人化的な感動はなかった。映画としては、主人公の女性って位置づけかもしれないけど、当然のように観客である私は、ひたすら「はやぶさ」にのみ感動を求めた。新しいことはなにもないけれど、やはり「はやぶさ」の帰還は感動できる。

嫌味な奴がいない登場人物たち、予算担当の文部科学省の役人だって好い人に描かれていて、快適だったよ。

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