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2011年10月

2011年10月17日 (月)

映画「はやぶさ」by20世紀FOX

宇宙探査機「はやぶさ」の帰還は、今も私の心に美しい映像とともに残っている。特に最後の燃え尽きる姿と、放たれたカプセルが一直線に飛行を続ける映像は、時々見直しては感動をあらたにしている。

映画になったと聞いた時は、見たいと素直に思った。でも、新聞でもTVでもその開発の情況は語り尽くされ、読み尽くされているので、どのように2時間の構成をするのだろうかとちょっと不安だった。誰かスタッフの恋愛などが絡められていたらうんざりだなとも感じていた。

全く違っていた。いや、フィーチャーされたエピソードがあったというのは思った通りだったが、恋愛ものではなかった。貧しき宇宙工学学徒の竹内結子が、広報のアルバイトに雇われて、自分の博士論文作成に迷いながらも「はやぶさ」の打ち上げからイトカワへの着陸、トラブルを経ての帰還までを広報しながら育っていくストーリーになっていた。

期待したような、「はやぶさ」の擬人化的な感動はなかった。映画としては、主人公の女性って位置づけかもしれないけど、当然のように観客である私は、ひたすら「はやぶさ」にのみ感動を求めた。新しいことはなにもないけれど、やはり「はやぶさ」の帰還は感動できる。

嫌味な奴がいない登場人物たち、予算担当の文部科学省の役人だって好い人に描かれていて、快適だったよ。

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2011年10月10日 (月)

「ダイ・ハード」@日曜洋画劇場45周年

久しぶりにカッカと血沸き踊った。この”DIE HARD"は私のお気に入りの映画で、今までにも繰り返し見たことがある。それなのに、今日は今までになく、まるで初めて見る作品みたいにワクワクしてしまった。

やっぱりあの淀川長治の楽しい解説を聞いて、高くなったテンションのままに、こんなテンポの良い、ダイナミックでスカッとする映画を見たからだろうか、知ってる内容なのに興奮しちゃったよ。楽しかった。

テレビ朝日、素敵な企画だったね。

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2011年10月 3日 (月)

文楽「ひらかな盛衰記」

9月の国立劇場小劇場の演目、「ひらかな盛衰記」の感想です。

「大津宿屋の段」では、たまたま同宿になった木曽義仲の遺児を含む一行と同じく幼子連れの巡礼の一行。夜中に討手が襲ってきた時、二人の子供は取り違えられる。

「笹引きの段」は、国立劇場小劇場内に大きな絵画が飾られている舞台で、お筆という女丈夫が獅子奮迅の戦いぶりをみせる芝居です。追っ手に子供を殺されてしまい、美しく可憐な山吹御前は絶命してしまう。お筆は女丈夫に刀を振るって戦い抜きます。奥方も遺児も亡くなったと思ったら、人違いで、死んだ子供は巡礼の男の子だと知って、大きな笹に山吹御前の遺骸を乗せて、引いて落ち延びる姿の頼もしさが印象的でした。

「逆櫓の段」と「紅葉狩り」の感想は割愛。

午前の部と違って、蓑助も勘十郎も住太夫も出なかったけれど、山吹御前のたおやかな美しさと、お筆の強い美しさを楽しめた。
   

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