« 映画「はやぶさ」by20世紀FOX | トップページ | 元禄忠臣蔵@国立劇場 »

2011年11月29日 (火)

NHK土曜ドラマ「蝶々さん~最後の武士の娘~」

録画しておいて、今日まとめて見た。

宮崎あおいだから見たい気持ちはあったけど、蝶々さんって、結局だまされて自害した女性というイメージを拭えないものだから、まっすぐ見ることが出来なかった。市川森一の脚本で、台詞がしっかりしていて素敵。作業しながら聴いて、時々目を画面にやるという鑑賞。

プライドのどうのというけれど、騙されて水月楼に売られ、その事実に負けないのは立派だけれど、またふたたび騙されたのかって、ちょっと呆れてしまった。あの時代に、騙されまいと頑張ったけれど、騙されてしまったってことだろうね。彼女のような小娘には騙されないでいることは出来なかっただろうなとは思う。それにしても、周りの人間が総て見抜いていることを、彼女だけには見えないなんて、それが愛なのかしら。男が真実の愛に目覚めた瞬間があったことは救われるけど、それも事実あり得ることかどうかわからないよね。

昭和になって、蝶々さんを密かに慕っていた幼馴染の青年が成功して、オペラ「蝶々夫人」を見に来た劇場で、成長した蝶々さんの息子であるアメリカ人青年に思い出を語る。野田秀樹の英語の流暢さに驚いた。こういう場面で締めくくるドラマは良かったね。

でも、私としては、やっぱり逞しく生き延びた蝶々さんというのを見たいものだなぁと思った。それは現代人の価値観でしかないのだろうけどね。

|

« 映画「はやぶさ」by20世紀FOX | トップページ | 元禄忠臣蔵@国立劇場 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 映画「はやぶさ」by20世紀FOX | トップページ | 元禄忠臣蔵@国立劇場 »