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2012年2月 1日 (水)

「天守物語」 - 篠井英介版

私は、玉三郎の「天守物語」が大好き。TVで見た、宍戸開との作品に大いに魅せられたのだが、歌舞伎で海老蔵相手の作品も見たことがある。

そして、昨年末、新国立劇場で、篠井英介が平岡祐太と演じると知って、見てみたいと思った。残念ながら予定が組めなくて見ることが出来なかったのだが、先日NHKで放送されたので、ビデオを録って見た。

まず何と言っても泉鏡花の原作が素晴らしいのだということを再発見したね。今回は: 演出ー白井晃、富姫-篠井英介、亀姫-奥村佳恵、姫川図書之助-平岡祐太、近江之丞桃六-小林勝也、そして薄(すすき)-江波杏子だった。

耳慣れた台詞、心地よい響き、篠井英介は艶っぽく凛とした女形で、適役と思えた。平岡祐太は如何にも図書之助らしい姿で配役としては成功だろうな。でも、二人の恋心の表現としては、ちょっと物足りなかったかな。多分これは彼らの初演だろうから、舞台は繰り返しを重ねることで洗練されるかもね。

篠井英介は、強さを男声で表そうとしていたみたいだけれど、その辺はもう少しオブラートをかけるというか、男声のような女声であった方がいいな。男声は興醒めだと思う。

江波杏子に存在感があった。

また、玉三郎と宍戸開の作品を見直したと思った。

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