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2012年5月

2012年5月29日 (火)

文楽「八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)」@国立劇場

久しぶりの文楽。国立劇場の佇まいは、いつ行っても端正な印象があるね。

多分この出し物は、初めて見たと思う。加藤清正の忠誠と豪胆さを示す物語だが、江戸時代の作品だから徳川幕府を慮って、加藤正清として、北条氏の時代に設定している。小田家の若君を守り、北条氏から毒を飲まされても耐えて船で帰国し、個室にこもって敵の策略に耐える。北条に謀られて共に毒を飲まされて死んだ北条の忠臣の娘雛絹と、正清の息子主計之介との恋もちょっと入れられているが、主題はハチャメチャともいえる展開の加藤正清の胆力の物語と言うことが出来るだろう。

今月の出し物は、午後の部の方がメインなのかもしれないけれど、午前の部も破綻なく楽しめた。豊松清十郎の人形雛絹の、楚々とした姿が魅力的だった。

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2012年5月25日 (金)

ボストン美術館展&ホノルル美術館展

国立博物館平成館のボストン美術館の日本美術展は、相当の混雑の惧れがあったので、雨の日に出かけた。風も強くなると言われてた日だから、観客は少ないかと期待していたのだが、実際出かけてみると、驚くほどの人出だった。みなさん考えることは同じかしら。

まず入ったら、狩野芳崖と橋本雅邦の絵がかかっていた。これですっかりとり込まれてしまった。素晴らしいよね。仏画、仏像が続く。日本にあれば国宝級というものが多く、日本にないことを哀しいと思うけれど、これほど良質のまま保存して貰って有難いという気持ちが湧いた。

巻物が、すべて開かれて、解説とともに展示されていた。吉備大臣入唐絵巻3巻と平治物語絵巻1巻。贅沢な展示だね。良質なものを潤沢に見せるという感じだった。

そして、ホノルル美術館の北斎展。へぇ~、ホノルルにも浮世絵があったのね、と思っていたら、広重が多いけれども、北斎も500枚ほどあるというからすごいです。それも、あの懐かしき映画「南太平洋」作家のミッチェナーのコレクションというので、びっくりしてしまった。バ・リ・ハ~ィ!♪

私は北斎が好きで、あちこちの展覧会に行くので大方の作品は見たことがある。しかし、今回の「乳母がゑとき絵」シリーズなど、他ではほとんど見られない作品が含まれていたので、画集も購入しちゃったよ。

それにしても、海外の作品の保存の良さに敬服、一抹の寂しさを感じながらも、心から感謝する。

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2012年5月21日 (月)

金環日蝕観測失敗

目覚ましをかけて、朝7時に起きだした。空は雲に覆われて太陽が見えなくてガッカリ。そのうち雲を通して陽が射してきたので、慌てて日蝕グラスを手にベランダに出た。三日月状の太陽を見ることができたが、またたくまに雲間に消えてしまった。

諦めてTVを見ていたら、おっ、陽射しだ。でも、残念ながらもう金環は左端で切れてしまっていた。あ~ぁ。

諦めてしまわないで、言われていた時間に太陽の見えない雲を見続けていたら、一瞬でも金環を見れたかもしれないけれど、できなかったよ。トホホ

金環日蝕観測失敗記でした。

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2012年5月16日 (水)

スマホ騒動記

昨日は一日中雨模様だったので、部屋でスマホを一人いじくっていた。難しい!取り敢えず、旧携帯でやっていた作動をスマホでどうやるかを確認しようとしたが、結構面倒だ。携帯では、使えるアイコンをクリックすることで自動的に動かすことが出来たが、スマホでは、何をするにも登録が必要になる。

あと、文字入力がとても面倒くさい。ふと思った。周波数変更のため、今機種変更が必要だったけれど、もしその必要がなくて、2-3年後にスマホにすれば、もっと単純明快な動作で使えるものが出ていたのではないだろうか。そう思わせるほど、まだスマホは発展途上だと思える。

今日、auショップに出かけて、アシストして貰った。お蔭様で、主な使い勝手のうちの細かい疑問が解消された。また数日使ってみて、わからないことが出てきたら、再びショップに出かけよう。

携帯の場合だって、買い替えると、新しいメーカーの言葉(やり方)に慣れるまで四苦八苦したものだったっけ。スマホのやり方に早く慣れたい。

奇しくも今日、Docomoが新機種を発表したが、すべてがスマホだったと言う。シニア向けスマホも出たそうで、使い勝手さえ洗練してくれれば、画面はシニアにだって見やすいものだろうなと思った。

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2012年5月15日 (火)

スマホにした

携帯電話はまだ十分使用可能な状態だったけれど、周波数変更が迫っているという携帯電話会社の要望により、機種変更を余儀なくされた。

友人知人の中には、検討したけれどやはりスマホは不要と、普通の携帯に買い替えた人がチラホラいるけれど、私はスマホに大いに関心があったので、スマホをゲットした。

エクスぺリア、色が白黒ピンクしかないのが不満だった。仕方ないからシリコンのカバーをつけることにして黒を選んだ。電話帳を移してもらって、SDで古い携帯から画像を移動させる方法を教えてもらって、スマホは私の手に入った。

でもね、使い方がなかなか分からないんだよね。トホホ

いかにも今風で、取扱説明書もネットにあるんですって。すごいなぁ。いじってみてるけど、押しただけと、押してちょっと引っ張ると別の画面になる。この微妙さって難しい。自分の思っている画面を出そうと試行錯誤を繰り返す。ほとんどお笑い状態。トホホ

PCのWindow7すらまだ使いこなせていないのに、スマホを使いこなせるのだろうか。とりあえずは、自分のやりたいことがやれるようになりたい。auショップに通うことになるのだろうな

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2012年5月14日 (月)

映画「アーティスト The Artist」

アメリカのアカデミー賞作品賞をとったフランス映画、それも、ほとんど全編サイレント映画というので興味をもって出かけてきた。

ショーン・コネリーのパロディを演じたことがあるらしい主役ジョージを演じたフランス人俳優と、完璧な美女とは言えないが明るくどんどん人気者になってゆくペッピーを演じたフランス人女優。 二人のコミカルな出会いからしてすべてサイレント。絶大な人気を誇っていたジョージはサイレント映画のスターであり、駆け出し女優のペッピーは彼の大ファンである。セリフがなかったり、サイレント映画らしく文字が出たりしても自然に感じられてテンポよくストーリーが進んでいく。

でも、途中見ていて不安になった。この二人の仲はどう展開していくのだろう。裏切り、背信、相容れない心など、映画につきものの人間ドラマを想像してしまっていたのだ。 しかし時代はサイレントからトーキーに移った大時代、ペッピーの純愛はついに報われる。

見た後の印象としては、私の大好きな「Randam Harvest(心の旅路)」を思い出させる素晴らしさだった。心がほのぼのする作品だった。

最後にあのワンちゃんにも言及しなくちゃいけないね。ジョージが飼っていて、作品にも一緒している小型犬。ちょっとやそっとの可愛さではないの。名演技の動物っていろいろいるんだろうけれど、彼は抜群だったよ。

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猫某のばあい

この日記を書くにあたって、少し迷った。

国籍変更を云々というほど、大上段に振りかぶった意見じゃないけれど、猫なんとかというお笑い芸人が、国籍をカンボジアに変更してオリンピックマラソンに出ようとしたことについて、私はずっと怒っていた。このたび、彼のロンドンオリンピックへの出場が拒否されたと知って、ホッとしている。

いろいろな人が国籍を変更してオリンピックに出ているのを知っている。でも、彼の場合は違うと思った。カンボジアという国を愛しているわけでもなく、住んでいたわけでもなく、単純にお笑いのために、オリンピックに出られそうな国籍に変えた。一番不快だったのは、彼自身に出場資格を満たすほどの記録がないうえに、同じくらいの実力のカンボジア選手がいると聞いて、不快を通り越して怒った。

犯罪行為じゃないんだから、声高に非難しようとは思わないけれど、私の不快感だけは表明しようと思った。

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2012年5月 4日 (金)

映画「愛しの座敷わらし」

大好きなTVドラマ「相棒」シリーズ、亀山薫君が去って以来、楽しさや感動は割引となったけれど、放映中は毎週見ている番組だ。その主役の水谷豊とスタッフ達がホームドラマ映画を作った。監督は和泉聖治、TVシリーズでも名作を監督している。

食品会社企画部に勤めていた主人公(水谷豊)は、左遷されて、岩手支社の営業に飛ばされる。中学生の娘と小5の息子(濱田龍臣)、妻(安田成美)と同居して間がない母(草笛光子)と共に引っ越してきた家は、山の中の古民家。あまりの不便さに不満いっぱいだった家族も、主人公の定年後も見据えた家族を想う気持ちに納得したが、その家には座敷わらしが住んでいたのだ。

上映中の映画だから細かいことは書けないけれど、まぁ、少年も可愛い、座敷わらしも素朴で可愛い、優しく美人の妻に、惚けかけていても凛とした母親などに囲まれた主人公の、気弱だけど心を大切にしたいという思いが強いことが安心して見られる映画にしていた。ちょっと顔を出すだけみたいな脇役の顔ぶれも豪華。

ドラマ最後の一言は、それほど大きな驚きはなくて、どこか予期していた感じなのに、ほのぼのと幸せ感を残して、この映画を象徴していた。

殺人事件みたいな大きな事件は起きないけれど、ほのぼのいろいろなことが涙を誘って、はい、泣きました。悲しいわけではなくて、あったかい涙でした。

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