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2012年5月29日 (火)

文楽「八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)」@国立劇場

久しぶりの文楽。国立劇場の佇まいは、いつ行っても端正な印象があるね。

多分この出し物は、初めて見たと思う。加藤清正の忠誠と豪胆さを示す物語だが、江戸時代の作品だから徳川幕府を慮って、加藤正清として、北条氏の時代に設定している。小田家の若君を守り、北条氏から毒を飲まされても耐えて船で帰国し、個室にこもって敵の策略に耐える。北条に謀られて共に毒を飲まされて死んだ北条の忠臣の娘雛絹と、正清の息子主計之介との恋もちょっと入れられているが、主題はハチャメチャともいえる展開の加藤正清の胆力の物語と言うことが出来るだろう。

今月の出し物は、午後の部の方がメインなのかもしれないけれど、午前の部も破綻なく楽しめた。豊松清十郎の人形雛絹の、楚々とした姿が魅力的だった。

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