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2012年6月28日 (木)

三谷幸喜版「桜の園」@パルコ劇場

先日、渋谷のパルコ劇場で、三谷幸喜の「桜の園」を見てきた。これは私の好みによる選択ではない。しかし、友人の好みに合わせて舞台を見るというのも、視野の広がる好機ではある。

新聞に三谷幸喜が、これは喜劇だと強調していた。まず舞台に出てきたのは青木さやか。観客に語り掛ける。うん、気持ちはわかるって感じかな。お笑いの人としてしか知らないから、その割には声が出ているなと感じたけれど、それでも限界がある。他にもお笑いの人が出ていたり、手品をやってみせたり。しかし、前半の喜劇性を強調した部分はちょっと眠かった。

後半、シリアスな舞台になってからは引き込まれたね。主演の貴婦人は浅丘ルリ子。特に破綻のない演技で、安心して見ていられた。意外だったのが、桜の園を買い取った男を演じた、多分市川しんぺーという役者だと思うんだけど、野卑なような、優しいような、非情なような、またちょっと哀愁もあって、面白い存在に見えた。

みんなが立ち去って、春まで締め切られた屋敷の中にひとり取り残された老人。こういうのを笑ってもいいのかしら・・・、と感じてしまう私は、喜劇鑑賞には向いてないかもね。

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