« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月

2012年12月28日 (金)

中村勘三郎葬儀

中村勘三郎が亡くなってもう3週間。密葬があって、昨日は本葬が築地本願寺で執り行われて、芸能人と一般人併せて相当大勢の参列者があったそうだ。

あちこちのチャンネルで葬儀の様子や、浅草の神輿に見送られ、歌舞伎座の中も通る様子を見ていると、本当に亡くなったのだなという気がしてきた。

でも、式場の明るい彼の笑顔の遺影を見ると、やっぱりもうこの世にいないことを信じられない気分に引き戻されてしまう。少しずつ、彼の冥福を祈る気持ちになってきつつある。

| | コメント (0)

2012年12月17日 (月)

低い投票率

今回の総選挙、とっても投票率が低かったんですって。有権者の4割近くが棄権したんだね。不景気が何十年も続いていて、若者だけでなく仕事がない人が多くなっていて、想像もしなかった巨大地震に続く原発事故が起きて、完全な回復にはまだまだ時間もお金も人手もかかると思われているこの時、どうして政治を立て直す機会に参加しようと思わないんだろう。

自民党の単独過半数という選挙結果に少なからず衝撃を受けた。20年近くも不況からの脱出に効果的な手を打てなかった自民党が、そう容易く景気を刺激できると考えたのかな。日本の負債をこれ以上増やすことに不安が残る。そして確かに、韓国や中国やロシア(も入れておこう)の国境の島をめぐる動きには、日本人として不快感はあるけれど、本当に高圧的に、軍隊強化で対応出来ると思う人が大勢いるのかな。

でも、今日のTV解説を聞いて、ちょっと驚くようなことがわかった。自民党の得票数が、前回の惨敗の時の得票数より少なめだというのだ。それなのに一転大量の議席を確保したのは、自民党の大勝ではなくて、民主党の大敗なのだという表現があるけれど、実際、前回の民主党の得票のうちの大半が第三極に移ったという結果だったらしい。

ふ~ん、そうなんだ。

今となっては、自民党が公約通りに経済を早急に立て直すことを期待しよう。そして、原発問題に慎重になってくれることを祈る。経済優先で安易に原発再運転にしないで欲しい。自然エネルギーのような発電に産業界が力を入れてくれるようにして欲しいなぁ。

そして、あとは、平和な日本を軍隊でなく、洗練されたしたたかな外交で守って欲しいよ。

| | コメント (0)

2012年12月12日 (水)

「かおばな憑依帖」読了

これは日記というカテゴリーで書こうかとも思ったけれど、やっぱり書籍がいいかな。私の10年来のネット友達ふみさとさんが、ファンタジーノベル大賞の優秀賞をとってから4か月、ついに新潮社から刊行された。

三國青葉著「かおばな憑依帖(ひょういちょう)」、タイトルの通り、怨霊や生霊が飛び交うファンタジー時代劇である。主人公右京を初め、主だった人々が美男美女なのが素敵だが、みなさんどこか滑稽味を持っている。母に頭の上がらぬ美剣士と勝ち気な母とのやりとりは軽妙でお笑い度が高い。ノーベル賞を受けた中山教授の喋りにも通じる関西人のサービス精神かもしれない。

それにしても感心した。著者は、時代劇大好きフォーラムで知り合った、物知りの方だったけれど、剣術のこと、徳川家のさまざまな人物などを細かくつかんでいる。その上植物学とでもいう知識までいくと、敬服の至りだ。時代劇や歴史上の人物も大勢出てくる。江戸から京都へと舞台も広がり、トントンと進むストーリーについていくのが必死だった。

東京へ戻ってすぐ購入して読み始めたのだけれど、10日ほどもかかってしまった。私って本来遅読なんだよね。

最後の章は、<終わり良ければすべて良し?>というもの、はい、一応のハッピーエンドだから、安心して楽しく読めました。

| | コメント (0)

2012年12月 6日 (木)

中村勘三郎逝く

今朝がた中村勘三郎が亡くなったそうだ。危ないらしいというニュースが漏れ聞こえてはいたけれど、信じられなかった。彼は必ず元気になって戻ってくると思っていたから、やはりショックは強かった。まさか、という思いがした。悲しいよりも、悔しく、まだ納得がいかない。どうして57歳という若さであれほどの役者が亡くならなければならないのか。

私には、まだ勘三郎というより、勘九郎の印象が強く残っている。平成中村座も何度か出かけた。彼の歌舞伎舞台は私の好みとは少し方向が異なっていたけれど、彼の熱演を見るのは好きだった。テレビなどで彼のインタビュー番組をやっていれば、必ずチャンネルを合わせた。彼の素顔で語る姿にはいつも感心し、感動した。その熱意、そのエンターテインメント性、人柄が愛しかった。

十分立派な歌舞伎役者ではあったけれど、まだまだこれから円熟期を迎え、枯れてゆく彼の演技を見たかった。彼自身もまだまだ演じたかったと信じている。

まだ、素直に彼の冥福を祈ると言えない。しばらく時が必要だ。中村勘三郎を想う。

| | コメント (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »