« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

2013年2月20日 (水)

歌舞伎座新開場記念展「歌舞伎 - 江戸の芝居小屋」@サントリー美術館

お芝居が好き。歌舞伎とか文楽とか、映像でもいいかな。歌舞伎座建て替えで、松竹から煽られているのは気分良くないけれど、一昨年はそれなりに通った。新しい歌舞伎座にも結局通うことになるだろうなと感じている。

開場記念の美術展を六本木ミッドタウンに見に行った。ちょうど時間的に幸運で、解説講座を聴くことができた上に、鳴り物のデモンストレーションにも間に合ったので、約3時間たっぷり楽しむことが出来た。

出雲の阿国が踊っている絵から、江戸三座の地図や舞台絵、そして役者絵と揃っていた。市川團十郎は紋所からすぐ判るけど、他の役者は一目ではわからない私。それでも、実際に見たことのある芝居の絵は親近感があるよね。勿論、昔の役者の実物を知らなくて、どれほど似ているのかわからないから、当時の江戸の人々の喜びそのものが感じられないもどかしさもあった。

私の一押しは、早稲田大学演劇博物館所蔵の九代目市川團十郎の俳句かるたの絵99枚だね。100枚の俳句もあったけれど、99枚の絵は本職はだし。どこか若冲のような、抱一のような絵ではあるけれど、その技量は素人ではない。完成度の高さに、九代目の教養の高さを実感した。素晴らしかった。

去年は中村勘三郎を亡くし、市川團十郎を亡くした歌舞伎界だけれど、どうやら世代交代の時期を迎えているのかもしれないね。観客の世代も交代かしら。まぁ、細く長くぼちぼち新しい歌舞伎座に足を運ぶとしよう。

| | コメント (0)

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »