« 2013年6月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月

2013年8月 5日 (月)

歌舞伎座七月歌舞伎「四谷怪談」

やっと先月、7月になって新歌舞伎座に行ってきた。もう重鎮歌舞伎役者たちは出ていなくて、若手中心の歌舞伎だ。初日だが、ちょっと空席もあった。

夜の部「四谷怪談」、市川染五郎の民谷伊右衛門、尾上菊之助のお岩、尾上松緑の直助だった。お目当ては染五郎だったんだけれど、収穫は菊之助のお岩かな。初演の初日に見たってことは、今後の演技を見る基礎になるかなと感じた。

四谷怪談はいくつか見ているけれど、今回は伊藤家が娘に伊右衛門を婿取りしたくてお岩さんに毒をもるということがはっきりしていて、伊右衛門はお岩に心を残していたように描かれていたので、可愛いお岩さんがすっきり悲劇へ落ちていく。伊右衛門は醜くなったお岩さんから身を引いていく。菊之助の女形はとてもいいなと再認識した。将来がますます期待できる役者だね。でも、武士と町人の二役もやったんだけど、その演じ分けがはっきりしなかったと思う。姿と台詞でどちらの役かを理解しなくちゃならないの。立ち役の演技で区別がつくほどになるには、まだまだなのかな。若手歌舞伎だったからね。

そうそう、小山三さんが出てきた時は、びっくりして、とっても嬉しくなった。達者だよね。ずっと頑張って欲しい。

新歌舞伎座は、これから雨の降る日でも出入りが便利になるなと思う。地下鉄駅構内と接して広場があって、エスカレータで上がっても楽になるだろう。お店や庭園もちょっと見てきた。何度か通ううちに慣れてくるかな。座席はちょっとゆったりしてたけど、ちょっとだけ。字幕の読める画面貸出しは、隣の座席の人の迷惑にならないハイテクだった。でも、解説は期待倒れだね。解説を聞きたければ、やはりイアフォンガイドってことかしら。

| | コメント (0)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年9月 »