旅行・地域

2008年11月 5日 (水)

榊原温泉@三重県

老母を連れて名古屋へ行き、身内の結婚式に出た翌日、榊原温泉へ行ってきた。名古屋駅から車で約1時間半、三重県津市の郊外にあり、充分近いのだがウィルコムは通じなかったのでネットが出来なかった。

イベントらしい案山子が並んだ道を行くと川そばに湯元榊原館があった。部屋ではせせらぎが聞こえた。施設はちょっと旧式だけど、充分のんびり出来る。温泉にはあまり行ったことない私だけど、毎回肌がすべすべになることに感激してしまう。もちろんここでも入浴後はすべすべになった肌をさすっているとつい微笑みが出てしまう。あまり知られているとは思えない榊原温泉は東海の人にとっては手ごろな温泉だろうな。宿泊代も高くなかった。

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2008年7月28日 (月)

京都非公開文化財めぐり

比叡山薪歌舞伎を見に行く為に団体旅行に参加したのだが、選んだコースが「京都非公開文化財」というもの。いかほどのものか期待半分だったのだが、行ってよかった!

御寺(みてら)泉涌寺(せんにゅうじ)は皇室の菩提寺だそうで、皇族がお参りする時の部屋などを見せて貰った。お付の人々の部屋、家族の部屋、そして天皇の部屋があるのだけど、玉座がある部屋で今上天皇は皇后と一緒に参られて、玉座には座らず、皇后と並んで椅子に座られるというエピソードは嬉しい。菊の紋章が押された菓子を貰った。

バスはくねくねと九十九折の道を登っていく。840数メートルの比叡山から下界を見ると、琵琶湖の風景が広がって歓声が上がった。延暦寺根本中堂を案内してもらった。天台宗だそうだけど、いろんな宗派の人々が学んでいて、我が曹洞宗道元の名もあがっていた。織田信長の命で焼き討ちされて、それでも案内の僧は実行犯秀吉や光秀に「さん」をつけて話すのが微笑ましかった。規模が大きくて、焼き討ちされたけど分けて守られていた火を戻して、伝教大師の時代からの火を守っているというのが奥ゆかしいお寺だった。

大徳寺は利休が山門に自分の像を置いて秀吉から自害を命じられたというイワクつきの禅寺だ。秀吉時代の聚楽第の唯一の名残の唐門が移築されている。国の修復担当員が汚れをとって建築当時そのままに修復したところ、けばけばしくなって禅寺の中で特異な風景になっていると苦笑されていた。

そして最後に訪れた知恩院。鶯廊下やら左甚五郎の忘れ傘やら襖絵の抜け雀やらと見せてもらったけど、感激したのはお抹茶を振舞っていただいたこと。徳川家の三つ葉葵の紋が入った紅白の干菓子は食べるのが惜しかった。仕方ないから紅だけ頂いて、白はちゃっかり持って帰って画像に撮った。

そして極めつけは三門だね。知恩院と言えば正面に見られるあの三門に上らせてくれたんだよ。あまりの急勾配に内心ビビッたけど、昔バチカン・サンピエトロ寺院の塔にも細い紐を頼りに登ったのを思い出して、「大丈夫だ」と自らに言い聞かせて上った。眺めも勿論だけど、そこには仏のみならず様々な像が安置されていて、千利休が大徳寺の三門に自分の像を置いて秀吉を怒らせたという状況がやっと得心いった。それにしても「怖い、怖い」と言いながらおそるおそる下りた階段を案内の僧侶が駆け足で下りて見せたのには感動しちゃった。

もう一つ、知恩院からは御念数という、よくドライバーなどが手首にはめている数珠を貰った。とっても嬉しかった。

東京では、池上本門寺や築地本願寺とか好きだけど、やっぱり京都のお寺はでっかいぞ!大きくて厳かで本格的だ。京都の歴史の深さをあらためて実感した旅だった。

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