「人はなせ恨むのか 明治の思想を新しく読む」 by 苅部直東京大学教授
「オーサー・ビジット in 明治大学 『読書によせて』」という講演に行ってきた。
最初に『オーサー・ビジット』というのは、朝日新聞が長年やってきた、著者が小・中・高校を訪ねて語るという活動のことだと説明があった。”Author Visit”なんだね。私はどこかのメーカー名を冠した講演会かと勝手に思っていた。(^^;)
但し、英文図書を原語で読もうというわけではないようだ。
『人はなぜ恨むのか』というタイトルに惹かれて応募したのだが、読まれたのは福澤諭吉の「学問のすすめ」の中の『怨望の人間に害あるを論ず』という部分だった。
あれ、ちょっと違うと思った。私がタイトルから期待していたのは「恨み→憎しみ」だった。でも、ここに書かれていたのは「恨み→羨み」だった。失敗、失敗(^^;)
それでも、「学問のすすめ」の一部を読む機会を得たことは有意義だった。福澤諭吉は「自由がなく、情報の交流がない閉鎖社会では、羨望が発生する」と書いているようだ。「それは人間にも経済にも悪影響を及ぼす。人の交流は心に寛容を生み出し、怨望も消える」とあった。
そうだ、福澤諭吉の「学問のすすめ」って読んだことがなかったんだ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


最近のコメント