経済・政治・国際

2008年12月 7日 (日)

加藤周一氏逝く

昨日、加藤周一氏逝くというニュースが流れた。年齢的に見て、あり得ることだろうけど、ついにという喪失感は大きい。

彼のどの著作を読んだと言うわけでもない。手にした新聞や雑誌のエッセーを読んだていどだろうけど、私は彼に『私淑』していた。

戦争のこと、平和のこと、そして人の心の問題について、一刀両断に単純化してしまいがちな私だが、それでも彼の文章の中に確固たる平和への意志を確認しては、自分のその時その時の心根を信じていく勇気を得ていた。

去年の木枯らしの季節だったか。東京大学に彼の講演を聴きに行った。偏屈そうな外見にも拘らず若き後輩達への穏やかな接し方が印象的だった。

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