浮世絵

2008年12月 1日 (月)

「世界の浮世絵」

浮世絵の集まりでいろいろな話を聴いてきた。

スペインにはフランスほど浮世絵は多くないけれど、北斎や広重についで国貞がとても好まれ、妖怪がとても人気があるそうだ。カトリックが強いので歌麿の色気がそれほど好まれなかったのかもしれないというのは面白い感想だね。

メキシコにいたあるコレクターはドイツ人の先達から浮世絵の資料を受けていたりしたが、政変に巻き込まれた時すべてを失ってしまったという。

浮世絵の良いものは海外へ流出したと嘆き憤る人がいるが、ある研究者は、『そのお蔭で関東大震災や大戦の空襲による焼失を免れたものが多いし、保存もまたレベルが高い』と語った。海外のコレクターは一代限りの場合が多く、持ち主が亡くなると売り出されることが多いが、その際詳細な目録が作成され、重要な資料になっているそうだ。また人によってはコレクションをそのまま美術館に寄贈する場合もあり、研究を待っている作品はまだまだあるそうだ。

中国美術品の中では本国では散逸してしまっており、日本に古く良いものが残されているものもあるという。

昔から人は交流していたということを示しているんだね。

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2008年9月26日 (金)

浮世絵ベルギーロイヤルコレクション@太田記念美術館

先日アメリカボストン美術館のスポールディング・コレクションをTVで見たが、研究者は美しいままに残された浮世絵に感動していた。

このベルギーコレクションも美しい。よく残ったものだ。春信の作品が多くあった。色あざやかな春信は珍しい。

歌麿の美人がも多かったが、他に例がないという妖怪の絵が珍しかった

私が好きな北斎の作品もいろいろあった。しかし前期にもっと面白い作品が展示されたようで残念だった。仲々前期後期ともに見ることは叶わないよね。

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2007年5月28日 (月)

ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵浮世絵名品展@太田記念美術館

今月と来月を前期と後期としての大展示会、今日が前期の最後の日だったので、迷ったけれど、え~いままよと出掛けてきました。

お目当てはやはり葛飾北斎です。若い頃の美人画が最近彼の作品だと鑑定されて、それが出されているということだったけれど、それ以上に素晴らしかったのは「肉筆帖」ですね。鶏や蟹、蓮根など卑近な題材なのにその姿の豊かさは、見ていて心がふるえてくるほどでした。

油画の大作みたいな大仰さはないのに、それでもしっかり描き込まれた充足感があります。おススメです(^-^)

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2007年5月20日 (日)

鳥居清長展「江戸のヴィーナスの誕生」

千葉市立美術館へ行ってきました。品川からではとても遠いです。モノレールに乗ってJRに乗って、再びモノレールに乗って・・・1時間半もかかりました(^^;)

鳥居清長という浮世絵師の作品展がめずらしいのは、ほとんどの作品が海外へ流出してしまっているからだそうです。今回は貴重な作品が多く里帰りしているようです。

鳥居派というのは歌舞伎の看板を描く流派だそうで、役者絵も多くありましたが、やっぱり8頭身とも9頭身とも言われる美女群の絵で有名です。2枚組みとか3枚組みとかの華やかな花見、涼みなどの絵は素晴らしいです。

しかし、どれも人、人、人で、風景画というのはないし、大首絵というポートレイト的美人画もないので、インパクトがあまり強くありません。見終わって、すばらしかったけど、やっぱり「私は北斎が好き」とあらためて思いました。

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